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業界ニュース 2018.8.17

クルーズコントロールの賢い使い方とは?

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走行中、運転をアシストしてくれる「クルーズコントロール」。近頃の新型車には、クルーズコントロールが搭載されるクルマも増えてきました。今回は、このクルーズコントロールの賢い使い方について考えてみます。文・吉川賢一

クルーズコントロールが日本でいったん減少した理由

    なぜ日本ではクルーズコントロールがあまり使われていないの?

クルーズコントロールが登場した初期の頃(1980年代)は、設定車速が時速40キロから100キロと、限られた範囲でしか機能できませんでした。ブレーキを踏むと解除されるのですが、解除を横着するあまり前走車との距離が極端に詰まったり、走行しながら追突事故を起こしたといった例も発生しました。
さらに、日本では一定速度で延々と走れる機会が少なく、設定や解除が面倒に感じるという指摘もあり、クルーズコントロールの採用は一時期減少していました。


現在のクルーズコントロールは?

しかし2010年代になり、クルーズコントロールが再び日の目を見ることになりました。前走車をとらえるセンサーやカメラの性能が上がったことと、自動ブレーキの機能が追加されたことがきっかけです。
ACC(車速制御を含むアダプティブクルーズコントロール)とよばれる新しいクルーズコントロールは、前走車との車間を検知しながら速度を一定に保つもので、一部の車種では、時速100キロを超えるところまでセットできるようになっています。


ACCの追随機能とは?

ACCは、レーダーやカメラによって前走車との車間距離をつねに検知し、前走車が自車よりも遅ければ、スピードを落とし一定の車間距離を保つ、追従走行をします。その後、先行車が車線変更でいなくなると、もとの設定速度まで加速して「定速走行」に戻ります。
さらにメーカーによっては、加速・減速だけでなく、前走車の停止に従って自車も停止し、前走車が再発進した場合には再び追従し、ストップ&ゴーをしてくれる「全車速追従タイプ」もあります。


ACCの賢い使い方は?

(1)スムーズに流れている高速道路でクルーズコントロールを利用すれば、燃費よく走ることができます。
(2)ノロノロ運転が続く渋滞時の高速道路では、車速ゼロまで追従するACCが役立ちます。アクセル・ブレーキの頻繁な操作から解放されて、足は疲れにくくなります。ただし、完全停止を維持してくれるタイプと、数秒後に自動解除されるタイプがありますので、注意が必要です。
(3)上り勾配や下り勾配が続く高速道路などでも、アクセルやブレーキを長く踏み続けることなく設定速度を守って加減速をしてくれます。そのため、車速に気を遣わずに済むので、心理的に楽になります。


ACCを使わない方がいいケース

(1)一般道ではお勧めしません。高速道路と違い、長く一定速度を保つ場面が少ないこと、かつACCのセンサーが前方に向けてセットされているため、バイク、自転車、歩行者等の急な飛び出しを検知できない場合があり、対応が遅れます。
(2)高速道路の料金所付近や合流・流出エリア、カーブのきつい首都高などでは、ACCのセンサーが検知範囲を越えてしまうために正確な作動をしないことがあります。
(3)前走車が目視できず急停止できないエリアや、豪雨や霧・雪などの視界が悪くセンサーが正常に動かない可能性があります。



安全性を高めることを目的に、ACCを全車種に採用する考えのメーカーもあると聞きます。ただ、ACCを過信することで大きな事故に繋がるおそれもあります。さらなる技術の進化を期待しつつ、上手に使う方法をさらに考えていきたいものですね。

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