現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 先頭での本線合流はズル? 多くの人が勘違い…渋滞時の本線合流、正しい位置とは

ここから本文です
業界ニュース 2018.8.14

先頭での本線合流はズル? 多くの人が勘違い…渋滞時の本線合流、正しい位置とは

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■渋滞している本線への合流ポイントは?

 この時期、故郷への帰省や夏休みの旅行などで高速道路を利用する機会がふえてきます。当然、場所によっては数十キロという渋滞も発生します。

    新東名、最高速110km/h区間の試行から半年、事故や違反は増えた?減った?

 交通集中や事故、故障車など渋滞の原因は色々ありますが、インターチェンジから高速道路に入ってきた車や、サービスエリアから出てきた車が本線に戻る際の「合流地点」も交通量が多い時期には激しく渋滞し、また接触事故が起きやすい場所でもあります。

 渋滞している本線に合流する際、どこから入るのが安全、またマナーとしても正しいのでしょうか? NEXCO中日本広報室に正しい合流ポイントについて聞いてみました。

――本線も加速車線も車が詰まっているときには、どこから本線に合流するのが正しいのでしょうか?

 渋滞している本線を横目に見ながら通過して先頭で入るのは気が引ける…と考えるドライバーもいるようですが、渋滞時であっても本線に合流する正しい地点は加速車線の先頭です。理想的には、加速車線の先頭で本線を走る車と交互に1台ずつ入る形になります。これが最も安全で、車の流れを極力妨げない方法です。

――実際、渋滞している本線上で少し車間が空いているような場所で入る車が多いですよね?

 そうですね。ですが、実際は渋滞で加速する必要がないとしても加速車線の先頭で、1台ずつ交互に入ることを推奨しています。本線上で、ちょっと車間が空いている場所を見つけて、右ウィンカーを出して割り込みするような形で合流する車も少なくないですが、接触事故や新たな渋滞を引き起こす原因にもなります。加速車線を使い切っての合流をお勧めします。

■加速車線は、合法的にアクセルを全開にできる希少な場所

 それでは渋滞していない時、本線がスムースに流れているときの合流はどのようにするのが正しいのでしょうか?

 加速車線から本線車線に合流する際、十分な加速ができていないのに本線に入るのはマナー違反となっています。マナー違反というよりも、危険といった方がいいでしょう。

 実際、加速車線から遅いスピードのままで本線に入ろうとし、本線を走る後続車との衝突事故が絶えません。初心者に多いのですが、「先頭まで行って入れないと困る」「入れそうな場所から入る」という状況は、決して安全とは言えず、逆に事故を誘発してしまう危険もあります。

 加速車線とはその名の通り、「本線を走る車の流れを妨げないよう、十分に加速するための車線」です。加速車線を使い切って先頭付近で華麗に合流することをNEXCO中日本でも推奨しています。

■本線を走る車、合流する車、どちらが優先?

 本線を走る車と加速車線から合流して来る車はどちらが優先でしょうか? 答えは「本線側」です。合流する側は本線側の走行を妨げてはいけないと道路交通法第七五条の六(本線車道に入る場合等における他の自動車との関係)に明記されています。

『自動車(緊急自動車を除く。)は、本線車道に入ろうとする場合(本線車道から他の本線車道に入ろうとする場合にあっては、道路標識等により指定された本線車道に入ろうとする場合に限る。)において、当該本線車道を通行する自動車があるときは、当該自動車の進行妨害をしてはならない。ただし、当該交差点において、交通整理が行なわれているときは、この限りでない』

 少し難しい言葉が並んでいますが、要するに緊急自動車を除いては合流する車は、本線を走る車を妨害してはいけない、つまり、本線側が優先ということです。

 とはいえ、実際は本線側が道を譲ってあげることもあるでしょうし、加速車線で合流しようとする車が見えたら、あらかじめ車線変更をして合流側が入りやすくなるよう配慮する車も少なくないと思います。「何が何でも本線側が優先!」ということではなく、周囲の交通状況を見て安全最優先で臨機応変に対応するのがスマートなドライバーと言えるでしょう。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(くるまのニュース 加藤久美子)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します