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業界ニュース 2018.8.12

旅先などで突然のトラブル…自動車保険の無料ロードサービスはJAFの代わりになる?

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■似ているようで全然違うJAFと保険会社のロードサービス

 事故や故障した時のロードサービスと言えば、55年の歴史を持つJAF(日本自動車連盟)がおなじみです。しかし、近頃は自動車保険(任意保険)に入ると、内容は微妙に異なりますが、無料のロードサービスを付帯している場合が多いです。ということは、損保付帯のロードサービスがあれば、JAFに入会しなくても大丈夫なのでしょうか?

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 現在、自動車保険を主に扱う損保会社は代理店型、通販型、共済を合わせて約20社あります。各社のほとんどが無料のロードサービスを付帯する特約を用意しています。一方、JAFは入会金2000円+年会費4000円が必要です。無料と有料、それぞれのサービス内容を比較してみましょう。

 自動車保険に無料で付帯されるロードサービスをまとめました。

・30分以内の現場でのトラブル対応・レッカー移動(移動距離は50km以内が多いですが、最長で500キロまで無料の損保も)・ガソリンお届け(ガス欠になった場合10Lまでのガソリンを無償で届けてくれたり、ガソリン代も無料というケースも)・電気自動車が「電欠」した場合は、最寄りの充電スタンドまで牽引・側溝などへの落輪引き上げ(無料対応の落輪本数はさまざま)・帰宅できなかった場合の宿泊費用・帰宅する場合の交通費

 以上が損保付帯のロードサービスになります。原則として車両保険契約の有無に関わらずサービスを受けられますし、ロードサービスを使っても、等級や翌年以降の保険料には影響しません。また、救援に来る業者は民間の整備工場やレッカーサービスに委託していることが多く、損保会社の社員が来るとは限りません。

 次にJAFが展開するロードサービスをまとめてみましょう。

・30分以内の現場でのトラブル対応・レッカー移動(無料の移動距離は15kmまで)・雪道・ぬかるみ・冠水路などで動けない時の救援(ノーマルタイヤでの雪道トラブルも対応)・パンク修理(損保はスペアタイヤ交換のみ)・雪道でのチェーン脱着(チェーンの使い方がわからないという場合にも対応)・自然災害に起因した事故/故障時の救援・自宅駐車場に来てもらえる(例えば通販購入のバッテリーを自宅駐車場で交換してもらうことも無料)

 以上がJAFの主なロードサービスです。どちらのサービスも一長一短があるようですが、じつは大きな違いがあるとJAF広報室の方は言います。

「大きな違いで言えば“JAFは人につくもの、損保は車両につくもの”です。損保は車両にかかるので、その車両のトラブルに対応しますが、JAFは人にかかるので、会員が乗っているクルマであればレンタカー、社用車、友人のクルマに同乗中でもサービスの対象となります」

 つまり、JAFは会員が乗っているクルマであれば、運転している、していないに係わらず、トラブルにあった場合は救援に来てもらえるということです。

■自然災害ではJAF強し! クルマの種類によっても差がある?

 2018年は1月の大雪で立ち往生する車や、7月の西日本豪雨では冠水して動かせなくなる車や河川の氾濫によって流された車が続出しました。JAFは大雪の立ち往生も、冠水車の引き上げもロードサービスで対応できますが、損保ではどうでしょうか。SBI損保に聞いてみました。

「雪道でのスタックについては、チェーンを装着していることや、スタッドレスタイヤを履いていることが条件になります。ノーマルタイヤでのスタックは対象外です。また、冠水車の場合は救援車両がある程度クルマに近づけるような状況であれば、ウインチなどでお車を引き出すことも可能です。近づけない場合は水が引くまでロードサービスでは対応できません」

 自然災害についてはJAFのロードサービスの方が安心感があるようです。また、筆者(加藤久美子)は車を所有して30年経ち、その間、諸々のトラブルを経験し、ロードサービスを合計20回以上受けて来ました。そこでわかったことは、車齢20年以下の国産車なら、JAFも損保も技術力はほとんど変わらないのですが、やや古いクセのある輸入車では事情が異なります。JAFで困ったことはありませんでしたが、損保は救援に来てくれる業者によって技術力に差があると感じたことが何度かありました。

■実はすごい! JAFの会員優待

 損保にはないJAF特有の会員サービスがあります。それは会員証やJAFMATE(JAF会員に届く冊子)についているクーポンを見せて受けられる各種割引です。例を上げると、マツモトキヨシで10%オフ、ロイヤルホストで5%オフ、かんぽの宿で1名1泊(会員以外も)500円引き、高速道路SAで200円のコーヒーが無料、同じく唐揚げ1個増量、ゴーゴーカレーで100円トッピング無料、ステーキ宮で合計金額から3%オフなどです。

 海外でもサービスがあります。アメリカ版JAF「AAA」のロードサービスが日本と同様に受けられるのに加え、観光施設の駐車料金2時間分(20ドル)無料、カナダとの国境にある免税店では全品20%オフ、ホテルの宿泊料やハードロックカフェなどレストランの飲食代が10から20%オフなどです。

 ちなみに、ここに書いたのは筆者が昨年1年間で利用した割引で、合計約8000円分の優待を受けられました。めったにJAFを呼ばないのでもったいないと思う方は、ぜひ会員優待を使ってみてはいかがでしょうか。

 このようにJAFに入会すれば、さまざまな特典があります。ただし、かつては非会員でもロードサービスに来てもらってその場で会員になればすぐに会員用の無料サービスを受けることができましたが、現在はロードサービスを呼ぶ時点で会員になっていないと会員サービスは受けられなくなりました。ウェブ入会してコンビニ支払いでも仮会員証がダウンロードできるのは、翌日午前0時以降となります。どうしてもその日に入会してその日に会員サービスを受けたい場合は、各都道府県にあるJAF支部、または、最寄りの自動車ディーラーでも入会されることをお勧めします。

 このように、損保付帯のロードサービスも充実してきて、JAFに入会する必要がないという方も多いと思いますが、クルマの利用状態や地域、車種によっては、JAFに入会する方が安心できる場合もあります。

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(くるまのニュース 加藤久美子)

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