現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「観音開き」が斬新!「RX-7」の影に隠れた新型ロータリーエンジン搭載の「RX-8」

ここから本文です
業界ニュース 2018.8.10

「観音開き」が斬新!「RX-7」の影に隠れた新型ロータリーエンジン搭載の「RX-8」

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■新方式のロータリーエンジンは最高出力250PS

 2002年8月にマツダは、1978年から続いたRX-7シリーズの生産を終了しました。しかし、既に後継車種と予想される車両の開発が行われていることが報じられており、ロータリーエンジン復活の期待を背負って2003年3月に「RX-8(SE3P型)」が発売されました。

    新型フォレスター北米仕様、国内お披露目会 今後ターボあるかも?

 新しく登場したRX-8のロータリーエンジンは、空気の取り入れ方法を変更し「RENESIS」と名付けられた自然吸気型13B-MSP型が搭載されます。「RENESIS」とはロータリーエンジン=“RE”と「始まり」の“Genesis”から作られた造語です。

 上位グレードの「TYPE-S(6速MT仕様)」は、最高出力250PSで、エンジン回転数の上限は毎分9000回転という超高回転型になっていました。燃費や排気ガスのクリーン化についても大幅な改善を実現しただけでなく、ロータリーのエンジンサウンドとともにどこまでも回転上昇を続けていきそうなエンジンを持つモデルです。

■大人4人の居住性を確保した「フリースタイルドア」による4ドアモデル

 初代サバンナRX-7(SA22C型)から最終モデルとなったマツダRX-7(FD3S型)までは2ドアハッチバックボディを継承していましたが、RX-8は、前後ドアが観音開きになる『フリースタイルドア』と呼ばれるシャシを採用した4ドアクーペになっています。

 クルマに詳しくない人が見れば『ちょっとスポーティな4ドア車』ですが、最終型RX-7と同様に前後50:50の重量配分や、RX-7よりもエンジン搭載位置を下げたことで重心を低くするなど驚異的な旋回性能を有する本格スポーツカーに仕上がっています。

 マツダが制作したRX-8の宣伝用ムービーでは、少年の頃に初代RX-7の模型を自転車の籠に入れて走っていた少年が大人になり家族を持っても『家族や友人を大切にしながらも子供の頃の夢を忘れない』という思いが描かれていました。4ドアで4人乗りのスポーティカーRX-8ならではの宣伝といえます。

■水素ロータリーエンジン搭載で環境性能も追及

 2006年には、スイッチ操作だけで燃料をガソリンと水素に切り替えることが可能なデュアルフューエルシステム仕様の『HYDROGEN RE』を搭載したRX-8のリース販売を開始。世界に先駆けて『水素エンジン』の実用化を果たしています。

 クリーン性能とクルマ本来の気持ちよい走りを同時に実現するRX-8ですが、水素燃料利用時の最高出力が低いと評価されたことからマツダが主催するイベントでは参加者を同乗走行させるなど、技術開発以外にもさまざまなイメージアップがおこなわれました。

 また最近では、電気自動車の航続距離を伸ばすために小型・軽量でも高出力で静粛性の高いロータリーエンジンの長所を生かす『レンジエクステンダー技術』の開発もおこなわれています。

■改良を続けた末の最終型限定車が人気

 2003年3月の発売から2012年6月の生産終了までRX-8は改良され続けました。

 なかでも、2008年3月には、前後バンパーの形状変更、左右のフロントフェンダーの形状変更、ライトの形状変更、水温が上昇するまでエンジン回転領域が3段階で表示される可変レッドゾーンシステムの採用など、大幅に改良されています。

 同時に、ウレタン充填フロントクロスメンバー、専用19インチタイヤ、ビルシュタイン社製ダンパー、レカロ社製シートを装備したタイプRSグレードも追加。そして、2011年11月に発売された限定車は最終型RX-7と同様に「スピリットR」と名付けられ、最後のロータリー・スポーツとしてマニアの間では人気車種です。

 現在の中古車相場は、一時期より落ち着いていますが、最終型モデルは依然として高値を維持しています。これから購入検討している人で、カスタムをするのであれば前期型や中期型の安い車両でも良いといえます。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • quo*****|2018/08/10 08:19

    違反報告

    発表当時、かっこよくないなぁと感じ、自分には縁のないクルマと考えていましたが、子育ても終わり、さて運転して楽しい楽しいクルマは?と考えたら候補に入り、購入してしまいました。
    基本二人以下の乗車がほとんど、休日しか乗らず走行距離が多くなく燃費をさほど気にしなくていい、という環境なら、このクルマほど気持ちいいのは他に見当たりません。
    バランスのよい重量配分・それに起因するハンドリング・気持ちよく回るエンジン・剛性感の高いシャーシ、硬いだけでなくよく働くサスなどなど。
    パワーは250の9掛けが実情だと思うし、低回転のトルクは2リッター車の8掛けくらいの体感ですが、するすると回転数が伸びやかに上がり、コーナーが楽しいこのクルマ、運転したことのない方にはわかりようがありません。
    政令指定都市市内在住、坂が若干多めの環境でほぼ6km/L、年3000キロ走ってもガソリン代は知れたもの。
    本当に楽しいクルマです。
  • ext*****|2018/08/10 07:37

    違反報告

    FDから変わってノンターボ化されたが、燃費はあまり良くなかったと思う。
  • pek*****|2018/08/10 08:45

    違反報告

    何で今更-8の記事?って気が・・・。

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します