VOL.113 吉田由美のピンポイント&チャームポイント
2年前のパリモーターショーで初めて見て、心を奪われた「DS7クロスバック」。
先日、試乗会に行ってきましたが、対向車とすれ違うクルマで「キラキラなクルマが来るな~」と思ったらすべて「DS7クロスバック」でした。
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DSブランドのフラッグシップSUVという位置づけですが、業界関係者のツッコミどころとしては、フラッグシップモデルなのにDセグメントではなく、もう少しコンパクトなCセグメントというのが腑に落ちないとのこと。しかもCセグメントの中では最大レベル、しかしDセグメントの中では最小レベル、というなんとも微妙なサイズ感。
でも私が心を奪われたのはそんなところではありません!
なんといってもキラキラッなフロントライト!
「アクティブLEDヴィジョン」と呼ばれるヘッドライトは、左右片側に3個ずつ内蔵された四角い大粒のジュエリー風ライト。それがキーを解錠すると180°回転しながら光を放ちます。
2年前のパリサロンの時は、DSのブースに「アクティブLEDヴィジョン」のデモ用ユニットがあり、私は、それにもう夢中~♪
リヤはリヤで、これまたスパイダーマン模様。脇には「DS」の刻印。加えて、流れるウインカー「ターンシグナル」が加わるので、後姿も派手~~~!
そして室内も衝撃的です!
中でも「グラン・シック」のキラキラっぷりは凄い!
そしてエンジンスイッチも凝っていますが、ONにすると、B.R.Mのアナログ時計がクルっとまわって姿を現します。ほかにもスイッチのひとつひとつ、エアコンの吹き出し口、スピードメーターのデザインなどなど、すべてがキラキラで、しかもオリジナリティに溢れています。
この煌びやかさは、まるでバブル時代の超有名ディスコ「ジュリアナ東京」のミラーボールのごとくキラッキラ☆
「DS7クロスバック」は、現代のスーパー・エンタテイメントカー「21世紀のジュリアナ東京」なのかも。
ちなみに日本には2.0Lのディーゼルエンジンモデルと1.6Lガソリンエンジンモデルが導入されます。
そしてちょっとだけ試乗した感想としては、ディーゼルモデルもガソリンモデルもなんとなくコーナーでの接地感が甘い感じがしたのですが・・・そんなことは忘れてしまうぐらい、素晴らしいデザイン力!
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