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業界ニュース 2018.7.30

六本木のカローラに赤坂のサニー! 日本全体がとち狂っていたバブル時代のクルマ用語6選

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 高額車がバンバン売れた今では信じられないような時代

 1980年代後半から1990年代初頭のいわゆるバブル時代。日本中好景気に沸いて、クルマ業界も強気、強気の時代であった。そんなバブル期に流行ったクルマに関するフレーズをいくつかピックアップしてみよう。

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 1)ハイソカー

 High society car(ハイソサエティカー)の略で、上流階級向けの高級車という意味。その代表はなんといってもZ10系とZ20系のトヨタ・ソアラ。トヨタでは5代目と6代目のマークII、チェイサー、クレスタのマークII三兄弟も、ハイソカーブームを牽引。国内初のツインカムターボエンジン=1G-GTEUを積んだ「GT-TWINTURBO」が大ヒット。ボディカラーは圧倒的に「スーパーホワイト」が多く、そこいら中、同じクルマが走っていた……。

 2)シーマ現象

 バブル期に、日産の初代シーマがバカ売れしたことから命名された、「シーマ現象」。ベースはT31セドリック・グロリアのシャシーだが、それにジャガー風の大柄なスタイルと、3リッターV6ターボの強力なエンジン(255馬力)を搭載し、スポーツカー真っ青の暴力的な加速力を与えたのが特徴。

 サスが柔らかかったので、フル加速するとフロントがスクォートしテールが下がった姿勢になるので、その加速姿勢もヒットの要因!? 車体価格は500万円と高価だったが、「高いから買った」というバブリーなオーナーが多かった……。

 3)六本木のカローラ

 BMWの3シリーズ、E30もバブル期に大ヒット。自動車史に残る名車にもかかわらず、東京都内では数が多すぎて希少性がなく、「六本木のカローラ」などと揶揄されていたが、本当の価値を知っている人はごく少数だった。

 4)小ベンツ赤坂のサニー

 これもメルセデス・ベンツの名車190E(W201)のこと。メルセデス・ベンツ初のDセグメントのモデルで、車体もエンジンも、手間ひま、アイディア、コストをかけた非常に良心的なクルマだった。DTMのレースでも活躍したことからも、素姓のよさがうかがえる。BMWのE30と同様、ヒットしたがゆえに、ありがたがる人が少なかった……。

 5)2001年ローンの旅

 映画「2001年宇宙の旅」をもじったフレーズ。当時、スカイラインGT-R(R32)など高価なクルマを、60回ローン=5年間で購入するクルマ好きの若者が少なからずいて、ローンを返済するのが21世紀=2001年になってしまうことから、「2001年ローンの旅に出た!」などと言っていた。

 6)アッシー

 平野ノラの「アッシー、メッシー、舘ひろし」のネタでも知られる「アッシー」。つまり女性が足代わりに使っていた、クルマでの送迎専門の男の子のこと。日本男児も地に落ちたものです……。バブルなんて、弾けてしまってよかったですね。

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(WEB CARTOP 藤田竜太)

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