メルセデス・ベンツ日本は2018年7月25日、新型「Cクラス」を発表し、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4車種を同時に刷新。日本全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文の受付を開始した。
Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデルだ。今回、安全性と快適性、効率性を高次元で融合する「インテリジェントドライブ」がフラッグシップモデルの「Sクラス」と同レベルに大きく進化、新開発のパワートレインを導入するなど、安全性と快適性、効率性をさらに向上し、デザインを一新して生まれ変わった。
メルセデス・ベンツ 左ハンドルのC200限定車をオンラインでリリース
■デザインの刷新
新型Cクラスは、フロントおよびリアバンパーを刷新。LEDハイパフォーマンスヘッドライトはヘッドライト内部にマルチチャンバーリフレクターが上下4列ずつ立体的に並び、上位のマルチビームLEDヘッドライトはEクラスやSクラスと同様のシステムで、片側84個のLED光源を瞬時に個別に制御し、前走車や対向車のドライバーを幻惑することなく、広い範囲を明るく照射する。
さらに、セダンのテールライトユニットは内部がCクラスの“C”の文字をモチーフにしたライトデザインに変更され、新型「Cクラス」の新たな特徴の一つとなっている。
インテリアはスポーティなデザインコンセプトを継承しながら、ダッシュボード中央にナビゲーションやエンターテインメントシステムの表示画面となる高精細10.25インチの「ワイドディスプレイ」を装備。また、高精細12.3インチのCクラス専用デザイン「コックピットディスプレイ」は速度計や回転計、ナビゲーションや安全運転支援システムなどの情報を表示できるほか、「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」の3種類のデザインの中から好みで設定可能。
ステアリングホイールはSクラスと同じデザインのメルセデス・ベンツ最新世代のステアリングホイールを採用。手を放さずに、ナビゲーションの操作や車両の設定などが行える「タッチコントロールボタン」や「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」を設定するスイッチも備えており、操作性を向上させている。
■パワートレイン
「C200アバンギャルド」には新開発の1.5リッター直列4気筒ターボエンジン「M264」と「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」「48V(ボルト)電気システム」などの新技術の採用により、効率性、快適性、高性能化を同時に実現したパワートレインを搭載。
また、「C220dアバンギャルド」にはEクラスにも搭載されている、最高出力143kW(194PS)、最大トルク400N・m(40.8kg・m)を発生する、メルセデス・ベンツ最新の2.0リッター直列4気筒BlueTECエンジンを搭載した。従来型のクリーンディーゼルエンジンより高出力化された一方、振動、騒音も低減されており、快適なドライブを実現している。
■インテリジェントドライブ
「新型Cクラス」には2017年発表の新型Sクラスと同等のシステムが全てのモデルで選択でき(※)、先行車との車間距離のみならず周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなど平行な物体)を監視して、従来よりもステアリングアシストが作動する状況が大幅に拡大した。
また、システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。その他にも、ドライバーがウインカーを点滅させた場合、行き先の車線に車両がいないことを確認して、自動で車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」、走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合には、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などを搭載した。
※メルセデスAMGモデルに標準装備、その他のモデルでオプション装備
■テレマティクスサービス「Mercedes me connect」を全モデル標準装備
自動車が通信することにより搭乗者の利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス「Mercedes me connect」は、「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償でご提供する「安心安全サービス」「リモートドアロック&アンロック」などを3年間無償で提供される「快適サービス」、「メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービス」を1年間無償で提供される「おもてなしサービス」の3つのサービスカテゴリーから構成される。
●安心安全サービス
・24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、車内からツーリングサポートセンターに連絡できる。
・24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー展開時)または車内にあるSOSボタン押下時に、コールセンターが消防に連絡する。
●快適サービス
・リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の状態をアプリ等で確認できる。
・MB Apps:天気情報やインターネットラジオをMB Appsで表示、使用できる。
・駐車位置検索:駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示する。
・Send2Car:スマートフォンから、ナビゲーションの目的地を遠隔設定できる。
・リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両のドアロック、アンロックができる。
●おもてなしサービス(※)
・メルセデス・ベンツ24時間コンシェルジュサービス:車内から専用ボタンを押すだけで専門のオペレーターが24時間365日対応。
車載された通信モジュールを利用し、ナビケーションの目的地を設定、レストランやホテル等の検索・予約メルセデス・ベンツ正規販売店の検索・案内、緊急時の病院の案内などのサービスを受けられる。
※メルセデスAMGモデルに標準装備
■メルセデスAMG
新型「Cクラス」には、メルセデスAMGが専用開発した高出力V6エンジンと、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を備えた「メルセデスAMG 43シリーズ」と、トップパフォーマンスモデルの「メルセデスAMG 63シリーズ」がラインアップされている。
「メルセデスAMG 43シリーズ」はターボの大型化と制御の改良により従来モデルより23PS(17kW)高出力化し最高出力390PS(287kW)となり、さらに伸びやかな加速を実現。また、高性能エンジンのパワーを四輪に最適に配分するMercedes-AMGが開発した四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を搭載しており、スポーツ走行時などで強力なトラクションと安定感あるハンドリングを提供する。
「メルセデスAMG 63シリーズ」には、。クロームメッキを施した12本の垂直フィンで構成される「AMGパナメリカーナグリル」を採用。また、新しくデザインされたフロントスポイラー内のフィンは、空力性能を向上するとともに、ワイドでスポーティな外観を強調している。
■サポートプログラム
新型「Cクラス」には、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用。
また、メルセデス・ケア期間中には、ご希望のモデルを3回無料でご利用いただける週末貸出サービス「シェアカー・プラス」もご利用頂くことが可能としている。
さらに、メルセデス・ケア終了後、有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージでご提供する「メンテナンス プラス」も用意されている。
■ラインナップ&メーカー希望小売価格
●セダン
●ステーションワゴン
●クーペ
●カブリオレ
※上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。
販売店が価格は独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。
Cクラス セダン(メルセデス・ベンツ日本)
Cクラス ステーションワゴン(メルセデス・ベンツ日本)
Cクラス クーペ(メルセデス・ベンツ日本)
Cクラス カブリオレ(メルセデス・ベンツ日本)
メルセデス・ベンツ Cクラス 関連情報
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