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業界ニュース 2018.7.22

ホイールの素材はアルミが最適って本当!? そのメリット・デメリット

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一般的にタイヤホイールの素材は、鉄よりアルミのほうが価格が高いと思われがちです。しかし、アルミ合金には無数の種類があり、ものによってはアルミのほう安いことがあります。ホイールの素材は何が最適なのでしょう。

じつは鉄ホイールのほうが高いケースもある

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タイヤホイールの素材は鉄よりアルミのほうが高いという思い込みがあります。しかし、全てそうとは限りません。
アルミ合金と言ってもその素材には原材料やその配合、製造方法によって何種類もありますし、さらにデザインと設計にどれだけ費用をかけたか、あるいは生産管理や品質管理、保管にどれだけコストをかけたかという違いでも価格が変わります。そのため、ものによっては、鉄ホイールのほうがアルミホイールより高い!ということが起こります。
過去には、プジョーの306などが、ホイールのPCD(ボルトを通すための穴の中心を結んでできる円の直径)が108という国内では特殊なものだったことで、フランス本国から純正の鉄ホイールを輸入するより、アフターホイールメーカーのアルミホイールのほうが安くなる、という現象がありました。
「ホイールにこだわりはないから、安いほうでいいや!」などと安易に鉄ホイールを買う前に、輸入車や旧車など特殊なホイールの場合は、冷静に鉄ホイールとアルミホイールの価格を比べたほうがいいでしょう。


交換理由の多くは「デザイン」や「ブランド」

クルマのパーツのなかで、気軽に交換できて、印象が大きく変わるものと言えば、タイヤ&ホイールです。そうなると、そのメリットの1番はデザイン、2番が重量ということになります。

「軽くすれば燃費が良くなる」という話をよく聞きますが、それで得られる燃費低減効果はたかが知れています。

軽量になった分だけバネ下重量が軽く、つまり人間で言えば履き心地が良くて軽い靴に変えたような効果も出ますが、それを体感するには運動しないといけないのと同じで、通常のドライブではそれほど大きな差を感じることはできません。

そういった燃費や軽さについては、おもに「気分」の問題。その気分もまた「デザイン」に左右されるとなれば、デザインにこだわりを持って、クルマを自分好みに仕立て上げられるのが一番のメリットと言えるでしょう。

そう考えればタイヤホイールというのは最強のドレスアップパーツと言えますし、同様に見える部分でもあるので、ブランドも多少なりとも大事になりますね。


デザインが良ければ、素材は何でもいい!?

衣服でもたまにノーブランドでありながらじつはとても優れた、ブランド品と見まごうようなデザインのものがあります。

クルマのホイールにもそのようなものがあり、すぐに思いつく代表的なものとしては、スポーツホイールの老舗メーカー「ワタナベ」とスポークの形状や全体的なデザインが似ている「ブラックレーシング」があります。

遠目にはワタナベのホイールのようで、しかもアルミホイールなので見栄えもとても優れており、かつ高価なアルミやマグネシウムを使ったワタナベのホイールと比べると安価!

しかし、重量は格段に重く、持ってみるとデザインホイールであることがわかります。そういった「デザインだけで重いアルミホイール」などはいくらでもあります。
その一方で、最近では「安いのに軽い」というホイールもありますが、これは軽い分だけ強度が低い製品である可能性があるため、注意が必要です。
また、「デザインしやすいからアルミホイール」という思い込みもありますが、鉄ホイールにもデザインホイールは存在します。

初期のトヨタハリアーの純正ホイールなどは、その個性的なデザインからアルミホイールに見えますが、じつは鉄ホイールであったりするなど、重さを考えなければデザインホイールは特に素材を選ばないんです。

デザインに関わらず、軽くて十分な強度のホイールを作りたいときだけ、無数の種類があるアルミ合金のなかでも特に高価な材質や、マグネシウムなどさらに高価な素材を使いますが、そうしたホイールは数万~数十万円はしますので、普通の人は手が出ませんね。


アルミホイールやマグネシウムホイールにデメリットはあるのか?

さて、アルミホイールやマグネシウムホイールのデメリットですが、安いアルミを選ぶと下手すれば鉄ホイールより重い、という以外にそれほどデメリットはありません。

30や35扁平などと低扁平タイヤでは路面の段差などでタイヤショルダーが衝撃を吸収しきれず、ホイールが直に路面に接触、というケースは確かにありますが、それは形状やサイズの問題で、素材の違いとは関係無い話。

昔のマグネシウムホイールのように、素材による軽さを追求しすぎて強度不足なため割れてしまうケースはありましたが、最近は裏面を見ると、表のデザインとは裏腹に強固な補強リブが入ったりして十分な強度を確保していますので、古いホイールにさえ注意すればそれほど問題無いでしょう。

唯一、アルミホイールやマグネシウムホイールでありがちな難点があるとすれば、素材の特性上デザインの自由度が高いために、ボルト穴周辺のスペースが非常に狭いものがあるくらいです。

この場合、車載工具や一般的に市販されているホイールレンチだとレンチの頭の肉厚が厚すぎてボルト穴に適合しない事があるので、「アルミホイール用レンチ」という肉厚の薄いレンチが必要になります。
それさえ気をつければ、あとは好きなデザイン、材質のホイールを選んで問題はないでしょう。

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(CarMe カーミー)

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