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業界ニュース 2018.7.13

ディーラー独自の特別仕様車が下取り価格でプラス査定されない事情とは

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 下取りは一般的な通称名ではなく車両型式で取引される

 自販連(日本自動車販売協会連合会)や、全軽自協(全国軽自動車協会連合会)は毎月さまざまな販売統計を出しているが、そのなかでももっとも注目されるといっていいのが、“通称名別”と言われるランキングだろう。ホンダN-BOXや日産ノート、トヨタ・アクアなど“車名別”での販売台数ランキングとなるのだが、これをあえて“通称名”としている。じつは一般的にわれわれが使っている、カローラやクラウン、スカイライン、アコードといったものは正式車名ではなく、あくまで通称名(わかりやすくいえばニックネームのようなもの)なのである。

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 それでは正式車名ともいえるものは何かといえば、“車両型式”というものとなる。メーカーや新車ディーラーが受発注などの業務を進めるうえでは、この車両型式でやりとりしているのである。

 たとえばトヨタ・カローラ・アクシオなら、1.5G 2WD CVTは“DBA-NRE161-AEXEB”がカタログ上では車両型式として表記されている。これがたとえば同じアクシオでも1.5X 2WD X CVTは“DBA-NRE161-AEXNB”となっている。また同じ1.5G 2WD 5MTになると、“DBA-NZE161-AEMEK”となっている。

 車検証上に表記される“型式”と呼ばれるものは、上記のカローラ・アクシオならば、DBA-NRE161までとなるが、トヨタはカタログの諸元表では車両型式として、DBA-NRE161-AEXNBまで表記している。他メーカーでもカタログでの表記方法や表記するかしないかは別として、前出のAEXNBという部分は“車種記号”、“機種記号”などとして設定している。この車種記号や機種記号と呼ばれるもので、搭載エンジンやトランスミッション、グレードなどがわかるようになっているのである。

 たとえばスズキ・スイフトの“2WD HYBRID RS”ならば、型式は“DAA-ZC53S”となり、さらに機種記号が“VBRB”となり、セーフティパッケージ装着車は“VBRB-J”となり、そして全方位モニター用カメラパッケージ装着車は“VBRB-JM”となっている。車種記号などと呼ばれているものがカタログの諸元表に表記されていない場合は、組み合わされるメーカーオプションごとなどで記号が設定されているので、カタログでは記載しきれないが、ディーラーで渡される価格表にはかなり細かく設定された車種記号が掲載されているのである。

 型式の部分では、たとえばDBA-NRE161では、最初のDBAは排出ガス規制の識別番号となり、D(平成17年規制で低排出認定75)・B(ハイブリッド無)・A(平成17年規制のディーゼル車以外)となる。その次のNRE161は頭ふたつのNRは搭載エンジン型式(2NR-FKE搭載)、E161の部分では、Eはカローラシリーズ、161は現行2代目アクシオを現わしているのだが、末尾の1は1.5リッターエンジン搭載車を現わす(1.3リッターは160、ハイブリッドは165)。なおフィールダーはさらにGがつく(例・NRE161G)ことになる。

 一般的には現行カローラ・アクシオ及びフィールダーは“E160系”と呼ばれている。車種記号などと呼ばれる部分でグレードやトランスミッションなどがわかるようになっているのだが、例えば1.5G 2WD GではCVTはAEXEBとなるが、5MTはAEMEKとなり、3桁目がXならばCVT、Mならば5MTとなる。またW×B(ダブル・バイ・ビー)グレードの車両型式はDBA-NRE161-AEXEB(X)となっている。もともと特別仕様車扱いがカタロググレード化されたのだが、1.5GのCVTがベースとなっているのがわかる。

 下取り査定では、車検証上の“型式指定番号”と“類別区分番号”により、どのメーカーのなんというクルマで、どんなグレードかが、車両型式と機種番号などと呼ばれるものが判明して知ることができる。さらに類別区分番号でどのようなメーカーオプションを装着しているかを確認することができる。

 メーカーの生産ライン上で特別装備を施した特別仕様車は、前述したカローラ・アクシオのW×Bのように、(X)などと車種記号などという独立したものが与えられるので、類別区分番号で独立したグレードとして確認できる。

 しかしディーラーなどで、ディーラーオプションなどを格安で追加装着した、ディーラーオリジナルの特別仕様車などでは、“●●リミテッド”などと、通称名では特別な名前が与えられていても、類別区分番号では車両型式名や機種名などと呼ばれているものは、ベースグレードしか出てこない。それゆえ下取り査定における基準価格では特別装備分の価格アップは考慮されず、ベースグレードの車両本体価格ベースで算定されるので、思いのほか低い査定額が提示されることにもなるので、注意してもらいたい。

 自動車業界では通称名はあくまで通称であって、型式名および機種名などと呼ばれているもので取引されているのである。

 ちなみにボディカラーもスーパーホワイトIIやブラックマイカなどと名前がつけられているが、受発注管理などでは、スーパーホワイトIIならば”040″、ブラックマイカなら”209″などとコード番号で進められる。ボディカラーのコードは車種別ではなく、メーカー単位で共通化されている。

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(WEB CARTOP 小林敦志)

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みんなのコメント

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  • tta*****|2018/07/13 19:25

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    買い叩かれるけど、売値は高いもんな。
    きちんとやれば中古車販売は儲かる
  • ask*****|2018/07/13 19:35

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    素人が聞いた知識を書いただけの記事ですね。
    フル型式はカタログ以外に、各車両のコーションプレートに車台番号と共に記載されている。
    また下取や買取時に型式で基本価格が決まるのは事実だが、付属のオプション毎(種類による)での加点は当然ある。
    全てのディーラー特別仕様が売却時の損になるわけではない。
    むしろその後の輸出を見据えたディーラー特別仕様は高値で扱われている。
  • iss*****|2018/07/13 19:31

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    だからなに。
    今時そんな当たり前の査定出すとこ、なかなかないやろ。
    あるとすればケチなだけ。
    車と同じメーカー(ディーラー)同士でも50万以上の査定差が出るから、いろんなとこで査定してもらって、自分が思ってた額に近い額で買い取ってもらった方がいい。

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