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業界ニュース 2018.7.12

イタリアとアメリカが生んだスーパーカー「デ トマソ パンテーラ」とは?

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ランボルギーニが産声を上げる少し前の1959年、イタリアでレーシングコンストラクターが誕生しました。フェラーリと同じモデナに拠点を構えたその会社が、DeTomasoModenaSpA。アルゼンチン出身のレーサー、アレハンドロ・デ・トマソがスタートさせたそのブランドが、のちに語り継がれることになる1台のスーパーカーを生み出しました。文・西山昭智

デトマソ第二弾でブランド人気に火がつく

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デトマソが、初めて世に送り出した車が、ヴァレルンガです。フォード製1.4L直4エンジン(ケントユニット)をミドに搭載したこの車は、1964年のトリノオートショーで発表され、のちに市販化されています。
続く1967年には、第2弾としてマングスタを発表。こちらは同じフォード製エンジンでも、289cu.inの4.7LV8でした。スタイリングは、当時カロッツェリアギアに在籍していたジウジアーロによるもので、エンジンフードがガルウイング式に開くという珍しい構造になっていました。
1967年といえば、ランボルギーニミウラ、フェラーリのディーノ206GTなど登場する、まさにスーパーカー時代の幕開けでした。


ミウラを手がけたジャンパオロダラーラが担当

1971年、満を持してデトマソが送り出した第3弾は、世間をあっといわせる1台でした。
ヴァレルンガ時代から良好な関係を結んでいた、フォードとタッグを組み製作したこの車は、イタリア語で「ヒョウ」を意味するパンテーラ(Pantera)と名付けられます。
1960年代のレースシーンで活躍したフォードGT40を彷彿とさせる流麗なスタイリングに、クリーブランドと呼ばれる5.8LV8OHVエンジンをミドに搭載しているのが特長。スタイリングを担当したのは、当時カロッツェリアギアに在籍していたアメリカ出身のデザイナー、トム・ジャーダでした。
イタリアの名門カロッツェリアが手がけたボディに、アメリカ製のエンジンを搭載。シャシーは、ランボルギーニミウラを手がけたことで有名なジャンパオロダラーラが担当しています。このようにイタリアとアメリカの技術を結集してつくられたのが、パンテーラというスーパーカーだったのです。
パンテーラはのちに豪華版のパンテーラLとなり、さらにハイパフォーマンス版のGTSやオーバーフェンダー&リアウイングのついたGT5へと進化を続け、1991年にはSIというモデルを発表したのち生産を終了しています。


イタリア発のスタイリングとV8エンジンの饗宴

イタリア・モデナの工場で生産され、北米市場ではフォードのディーラー網で販売されたパンテーラ。フォード車ではメジャーなクリーブランドエンジンを搭載し、量産性の高いセミモノコックフレームを採用したこのスーパーカーは、ライバルとなるスーパーカーに比べ、価格を控えめにすることができ、商業的には成功をおさめたといわれています。
ピニンファリーナで研鑽を積み、ジウジアーロが設立したイタルデザインにも参加、そして再び古巣のカロッツェリア・ギアに戻ってパンテーラをデザインしたトム・ジャーダのスタイリングは、いまなお多くのファンを魅了し続けています。
スーパーカー特有の流麗な外観と、V8エンジンの野趣あふれる乗り味こそ、パンテーラにしかない魅力といえるのかもしれません。

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(CarMe カーミー)

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みんなのコメント

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  • pla*****|2018/07/12 11:12

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    フェラーリよりもメルセデスよりもランボルギーニよりもパンテーラが欲しい!
    あのイケイケのスタイリッシュなデザインが男心をくすぐる
    オレの中じゃカウンタックと双璧を成す乗り物
  • sbt*****|2018/07/12 10:46

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    バレルンガ マングスタ パンテーラ
    みんなカッコイイ
    バレルンガはフォードOHVをミドに積んで60年代のレーサーテイストのデザイン
    マングスタはベルト―ネデザインの特徴的なリアカウルの開閉とパンテラに続くアメV8搭載
    パンテーラはイタリアンスーパーカーとGT40のテイストをあわせ持つスーパーカー
    みんなすばらしいが昔と比べると異常に価格高騰してしまったなぁ
  • coc*****|2018/07/12 10:35

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    個人的には欧州仕様(セミリトラクタブルライト)のマングスタが好きだった。
    30年近く前になるけれど、オーストラリアまで中古の売り物を見に行った経験が懐かしい。
    当時の中古価格で300万円弱だった。

    パンテーラもカッコ良かったけれど、GT5は超の付くワイドタイヤが災いして真っ直ぐに走らせるのも大変だった。
    エンジンはアメリカンだからメンテは楽だけれど、それ以外はやっぱりイタ車だった。

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