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業界ニュース 2018.6.29

100万円台で買える、これから激アツな旧車「SUBARU アルシオーネSVX」編

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ジウジアーロによる前衛的なデザインと水平対向6気筒とAWDシステムの融合

今や空前の旧車ブームといってもいいほどの過熱ぶりをみせている、旧車市場。人気の高い車両ともなるとン百万円を越え、ン千万円もの値がつきなかなか手が届かないレベルになっている。そこで今回は100万円台で買えそうで、これから来そうなクルマを勝手にピックアップしてみました。

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【スバル・アルシオーネSVX】

最近では、猫も杓子も旧車ですね。それほどクルマ好きでもない人や、カネに物を言わせて海外から日本車を欲しがる人も増えてきて一層遠い存在になるという。悲しいようですが、だからこそ、まだ過熱しすぎていない、しかし「おっ!いいチョイスですね」と言われたい。そんなクルマ探していたいですよね。そんなクルマ何があるだろうかと思い描いたときに、まず脳裏をよぎったのがこのスバルのクーペ。「アルシオーネSVX」です。すでに当時でも未来から来たかのような前衛的な外観でしたが、今でもまだ追い付いていないような気がするのです、時代がこのクルマに。優れたバランスと安全性の高度な折衷案でもあった水平対向エンジンは、6気筒の3300ccの特別なエンジン。かたくなに譲らなかったというよりは、優美なクーペとして、個性的であり、高い志の成果であるエンジンを昇華させたといってもよいかもしれません。エクステリアは「ジウジアーロ」によるキャノピー風のスペシャルなもの。これが出た当時、ジウジアーロの息のかかった作品ということで、あの頃、グループ関係にあった”いすゞ”がかつて一世を風靡した117クーペの再来か? はたまた前衛的クーペといえばシトロエンSMの「その先」か? こんな頃から? 免許がまだない少年時代の筆者はそんなイメージを抱いていたのでした。このクルマは今ちょうど100万円台ほどで売り物があれば選べる状況ではないでしょうか。クルマ好きはしばしば個性的な国産車としてその名を口にするのに、それを思うと割とリーズナブルな気がすると感じるのは私だけでしょうか?

おそらく今後は生まれることのない高級車。もはや中古車でしか選べない世界観

もちろん優れたバランスでよく回るエンジン、アクセルペダルに足を置けば、吸い込まれるように踏み込んでしまい、そうすれば華麗に淀みなく回ります。回せばそれだけたっぷりと燃料を使うことになり、要は「燃費の悪いクルマ」ということになるのでしょう。ただでさえ小さなエンジンにシフトしている昨今、燃費も、そして年に一度上納することになる税金だって、最近そんなに払う人はめったにいないよ、という金額を納めることになるわけです。メルセデス・ベンツのSクラス、BMWの7シリーズあたりにも4気筒モデルがラインナップされたりする世の中。これだけでも尊いほど特別なクルマの部類に数えられるのかもしれません。しかし時空を超えて滑空するような走り去る姿。そして脈々とスバルが温めてきたものを現代と未来に伝える過程で、息をのむほどに美しい先駆的なクーペを忘れることなどできませんね。

最近でこそ高出力の高級車をAWDで作ることは比較的珍しくないことですが、スバルは安全と卓越した走りのために早くからAWD化。無論、SVXもそんな思想を踏襲すべくAWDでした。おそらくこれだけ大きな排気量、ハイブリッドでもアイドリングストップさえついていない自然吸気の4輪駆動のクーペタイプの高級車。おそらく今後は生まれないモデルでしょう。もはや中古車でしか選べない世界観です。環境のことを考えると致し方のないことかもしれません。”そんな排気量なくともパワーは出せる”というかもしれません。けれどもスペックの大きさが欲しいわけではないという贅沢さ。こうしたことが通用した時代にしか作れなかったクルマは、もはや歴史に名を刻むことしかできない運命なのではないでしょうか。

しかし、そんな「芳醇」な世界がスバルの水平対向エンジンという孤高の世界観の中で誕生したことを忘れてはいけません。そして今では成し得ない世界だからこそ、さらに現存台数が少なくなった時にお宝になること必至でしょう。

価値が上がるから、で選ぶのはさみしい面もありますが、欲しい方は今のうちにゲットしないと入手することさえままならなくなってしまうような…。そんな一面を持つのも「アルシオーネSVX」ではないでしょうか。

(レポート中込健太郎)

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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