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業界ニュース 2018.6.28

世界に1台だけのレアなランボルギーニ・イオタSVRが職人の手によって完全復活!

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 何度もモディファイが重ねられた日本でも有名な1台

ランボルギーニ・イオタSVRと聞いて反応された方は1970年代後半にかけて漫画「サーキットの狼」などの影響で爆発的に盛り上がったスーパーカーブームを経験した方だろう。現在でも幻の1台として、クルマ好きの間では永遠のヒーローとなっているランボルギーニ・イオタSVR(正式にはミウラSVR)がイタリア・ランボルギーニの手によってレストアされ、6月21日に岡山県・中山サーキットで披露された。

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多くの自動車雑誌に取り上げられているこの個体。新しいオーナーの手に渡り、レストアを行われた。イオタについて簡単に振り返ると、当時ランボルギーニのテストドライバーだったボヴ・ウォレス(故人)の手によって、1台のみ作られたクルマがこのイオタだ。(写真はレプリカモデル)だが、ランボルギーニのやんごとなき理由により売却され、数人のオーナーの手に渡りクラッシュ。その後、ミウラP400Sをベースにオリジナルイオタのファクトリーレプリカとして登場したのがイオタSVJと呼ばれるモデル。フロントチンスポイラーやサイドエアダクトの追加、4本出しエキゾーストといったモディファイが行われた。

ファクトリーレプリカイオタは6台から8台ほど現存(諸説あり)しており、過去に4台ほど日本にも存在していた。その多くのモデルは、イオタSVJだった。

今回レストアされた世界に1台だけのイオタSVRは、本来イオタSVJだった。ちなみに約42年も日本に籍を置いているモデルで、ランボルギーニの資料によると、イタリア国内で8人のオーナーによって所有されていることがわかった。1974年にドイツ人オーナーによってランボルギーニに持ち込まれ、約18カ月かけてモディファイが行われた。そのモディファイによって、ルーフエンドのウイングや大きく張り出したブリスターフェンダーなどが与えられ、日本人に馴染み深い「イオタSVR」になったのだ。

大がかりな改造を終えたイオタは、1976年に日本上陸。オートロマンという並行輸入業者が、1977年に東京・後楽園球場で行われた「ザ・スーパーカー・ジャンボ・フェスティバル」に展示。フロントの黒いチンスポイラーに「AUTO ROMAN」とステッカーが貼っていたことを覚えている方もいるのではないだろうか。

ちなみに、イオタSVRは数十年前にもレストアを行われており、インテリアが金色となったことでクルマ好きの間で話題となったのも記憶に新しい。

ランボルギーニのレストア部門「ポロストリコ」の部門長 パオロ・ガブリエッリさんは「今回のフルレストアは通常とは異なるアプローチを要し、19カ月かかりました。オリジナルの生産資料はあまり参考にならず、主に1974年の改造時の仕様に頼ることになりました。また、部品がすべて揃っていましたが、クルマが分解されてサンタアガタに届いたこと、そして、大幅な改造がなされていたことが、レストアをさらに難しくしました。今回は4点式シートベルト、サポート力を強化したシート、取り外し可能なロールバーの追加のみ、 オリジナル仕様から変更しています。これはオーナー様から特別に依頼をいただいて追加したもので、レーストラックでのエキシビション走行の際の安全性向上を意図しています」 とコメント。

残念ながら公式スペックの公表はなかったが、ミウラと同じ3929ccのV12エンジンは25馬力向上して410馬力となり、最高時速は310km/hに到達すると言われた。

今なお、中高年に語り継がれるイオタSVR。スーパーカーブーム世代にとって永遠のアイドルは、一般公開されるかなどの情報はないが、見られる日を待ち望みたい1台なのは間違いなさそうだ。

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(WEB CARTOP WEB CARTOP編集部)

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