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業界ニュース 2018.6.14

新車ディーラーですすめられるボディコートに潜む罠! 同じ金額でも中身がピンキリなワケ

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 新車だからと作業の手を抜かれていることも……

 最近、新車を買うと基本的に「ボディコーティングはどうしますか?」と聞かれる。曰く「水垢など付着しにくくなるため洗車が楽になります」。実際、キッチリ施工したガラスコートであれば、屋外駐車場だったとしても5年以上効能をキープ。私のクルマはガラスコートしてあるため、文字通り水洗いだけでピカピカだ。

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 基本的に推奨するのだけれど、問題は施行のテクニックとコストだと思う。たとえば某ホンダ系ディーラーでクルマを買った場合、フィットであれば13万5000円のメニューや、7年間保証の34万200円のメニューがあるといった具合。はたまた5年保証で8万円程度のタイプも。

 某トヨタ系ディーラーではホンダよりお手頃価格のメニューもある。プリウスであれば5万4600円のメニューと、15万円のメニューになる。ほかのメーカーもディーラーごとにメニューを準備しており、営業担当に聞いてみたら「おすすめすると、ほとんどのお客さまがオーダーされます」。ボディコーティングは行うべきなのだろうか。  

「餅は餅屋」とばかり、日本で3本指に入る磨き屋さんとして知られる『ポリッシュファクトリー』の及川代表に聞いてみた。開口一番「ディーラーのボディコーティングはピンキリです」。状況を聞くと驚くばかり。「そもそも自動車メーカーの塗装ラインはクリーンルームで行われます。なのに屋外でコーティングしていることもあります」。

 つまり自動車メーカーは「ゴミやブツ」と呼ばれる異物が入らないよう、クリーンルームで塗装を行っている。なのにホコリのまっているオープンスペースで塗装の表面にガラスの膜を作る作業をしていること自体、間違っているという。締め切られたスペースで作業していないボディコートは基本的にすすめらないとのこと。

 また、安直な作業も多いらしい。「新車は塗装がきれいなので」とばかり、表面の油脂類落とし、コーティング剤を塗って乾かすだけで8万円という話を聞くと「う~ん」。しかも1台あたり1万円くらいの外注というケースが珍しくない。こういった状況はボディコーティング業者なら皆さん知っていることだという。

 ディーラーにとってボディコートは大きな収益源になっている。確かに8万円取って7万円利益上がれば有り難い。はたまた、自社で作業しているディーラーも、8万円取って2時間くらいで仕上げるというから、これまた効率からすれば一般整備よりはるかに魅力的なことだろう。作業レベルも塗りムラなど当たり前だという。

 ちなみにポリッシュファクトリーはディーラーの最上級コースと同等の予算ながら、依頼があったクルマの塗装の厚みをすべて計測。新車であってもデザインを活かす磨き込みを行い、オリジナルの塗装よりはるかに美しい色つやを出し、その上で強固なガラスコートを。作業は一週間。普通の条件なら10年以上水洗いだけでピカピカになるから凄い!

 以上。ボディコーティングは非常に効果的ながら、コストパフォーマンスに大きなバラ付きがある。ディーラーにオーダーするなら、作業環境や作業時間など十分に確認することをすすめたい。新車を買うときは太っ腹になりがち。同じお金を出すならネットなどで評価を調べ、納得の行く磨き屋さんにお願いすべきだと思う。

※写真はイメージです。

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(WEB CARTOP 国沢光宏)

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