グッドイヤーはこの度、米国ミシガン大学が主導する官民研究機関のMcity(エムシティ)の研究に参画することで、技術革新ネットワークを世界的規模に拡大し、自動運転車両やコネクテッドカー関連技術の研究・開発を促進することを発表した。
グッドイヤーは今後、Mcityの試験施設において電気自動車および自動運転車両のテスト走行を実施し、インテリジェントタイヤとそのセンサー技術をさらに発展させ、タイヤと路面、タイヤと車両、最終的にはタイヤとお客様との連携を管理することで、グッドイヤーの役割を拡大させることに努める。
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Mcityでは、実際の市街地や郊外の道路環境を再現した走行実験施設で、コネクテッドカーや自動運転車両の実証試験をすることが可能。Mcityに参画している企業は、自動車メーカー、自動車部品サプライヤー、チップやハードウェアメーカー、保険会社をはじめ、先進モデリング、ビッグデータ収集、高度道路交通システムなどの技術開発に従事する合計約60社に及ぶものであり、グッドイヤーは本研究に参画している唯一のタイヤメーカーだ。
■グッドイヤー・チーフ・テクノロジー・オフィサーのクリス・ヘルセル氏のコメント
「グッドイヤーはタイヤに関わる、場合によってはタイヤを超えたモビリティソリューションを生み出すため、積極的に主要関係各所と連携し、自動運転車両とライドシェアリングサービスの未来形成に取り組んでいます。この度のMcityへの参画は、そのゴールへの近道になると確信しています」
■ミシガン大学 機械工学科 Roger L.McCarthy Professor 兼 Mcityディレクターのヒューイ・パン氏のコメント
「長年、業界をリードしているグッドイヤーを私たちのチームに迎えられることは喜ばしいことです。私たちは未来のモビリティ形態を目指しテストとプランを実行していますが、進化する交通形態の中、タイヤの重要な役割を認識しています」
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