現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > カブもCB72も! お宝旧車で溢れた「グッドオールデイズ」

ここから本文です

カブもCB72も! お宝旧車で溢れた「グッドオールデイズ」

掲載 更新
カブもCB72も! お宝旧車で溢れた「グッドオールデイズ」

1983年までに生産されたバイクがツインリンクもてぎのレーシングコースを駆け抜ける……そんな旧車ファンにはたまらないイベントが「@Good Oldays(グッドールデイズ)」である。TEXT●大家伝(OYA Den)

年に1度の旧車の祭典が快晴のもてぎで開催

日本の道路事情にジャストと感じた 「GSX-S750」 試乗レポ/スズキ

 快晴で迎えたゴールデンウィーク最終日、ツインリンクもてぎには普段なかなか目にする機会のない光景が繰り広げられた。と言うのも、この日のツインリンクもてぎでは旧車ファンが待ちに待った「@Good Oldays(グッドールデイズ)」の開催当日だったから。
 このグッドールデイズというイベントを簡単に説明しておくと、国内外、メーカーを問わず時代を彩ったさまざまなマシンが一同に集結する旧車ファンのためのイベントだ。名称は"Good Old Days"からの造語で、参加オーナーが手塩にかけて整備した貴重な旧車の躍動する姿とエキゾーストノートに、"アッと驚いてもらいたい"という願いも込めて@(アットマーク)を付けた「@Good Oldays」なのだそう。
さて、そんなグッドールデイズ当日の様子をレポートしよう。

 朝の8時から、まずは8つに分類された組分けで15分ずつのスポーツランが始まった。これがこのイベントのメインであり、国内外、そして排気量もさまざまな往年の名車たちがツインリンクもてぎに集う旧車ファンにその勇姿を魅せつけていた。
 スポーツランは「年月を感じさせず今もなお躍動するマシンや、そのエキゾーストノートを、お客様の目で、耳で感じてください」がコンセプト。1983年までの車両が年式や排気量別にA~G(Dを抜いた6組)、それにボトムリンク、レトロ50・ドリーム50という8組で構成。順次コースインして、良きコンディションの名車をまさに目でも耳でも楽しませてくれた。
 もちろん参加者のほうも自慢の愛車でツインリンクもてぎを存分に走るという楽しさが味わえるし、なにより2本の走行時間の内、午後の部ではフルコースを堪能できるのだから満足感も相当なものに違いない。やはりこの日のために1年間ていねいに整備をしてきたという参加者が多いというのもうなずける。

 そして午後の部が始まるまでの時間帯にはイベントとカブパレードが行われ、ほかにもパドック周辺ではマシン展示コーナー、体験フォトコーナー、@Good Oldays Award、パドックマーケットなどが参加者だけでなく多くの来場者を楽しませていた。
 最後には自分の愛車でロードフルコースを2周味わえるサーキット・クルーズも行われ、一日まるまる旧車三昧という、じつにスペシャルなゴールデンウィーク最終日であった。


マニア垂涎の旧車が眼前を疾走!

お昼の目玉

お昼時のイベントではEクラスに参加する往年のレーシングモデル(左写真右から左へ#110ブリヂストン・EJR3、#108スズキ・RM62、#37トーハツ・106Y工場レーサー、#35スズキ・RM64-2、#47スズキ・RT66GPレーサー)が、グランドスタンド前でエキゾーストノートを響かせてからコースインして西ショートコースを一周するという内容(写真右、#37トーハツ・106Y工場レーサーをライディングする田島保夫さん)。そうそう見られるものではない光景を、来場者は目と耳で味わっていた。

カブでパレードラン

カブ誕生60年を記念してパレードランが行われた。一周目は西ショートコースでの走行だったため、ショートカットしているところ(写真上)。そしていよいよパレードもフルコースへと向かう(写真右)。

生誕60周年記念ボード(写真左)が目立っていた。そのボード前に展示されていたのは1959年のC100初期型エンジンと、1960年代のホンダ製小型エンジン整備代(写真右)、どちらも大変貴重なものである。

こんな記事も読まれています

【ポイントランキング】2024年WEC第2戦イモラ終了時点
【ポイントランキング】2024年WEC第2戦イモラ終了時点
AUTOSPORT web
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
ベストカーWeb
「XSR900GP外装セット」が予約受付開始! 1980年代のレースシーンを彷彿とさせる外装セット2種類は2024年9月発売予定
「XSR900GP外装セット」が予約受付開始! 1980年代のレースシーンを彷彿とさせる外装セット2種類は2024年9月発売予定
モーサイ
水曜どうでしょう藤村ディレクターと行くキャンプ企画「ここキャン北海道」2024年のチケットを販売中!
水曜どうでしょう藤村ディレクターと行くキャンプ企画「ここキャン北海道」2024年のチケットを販売中!
バイクブロス
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
THE EV TIMES
名古屋~岡崎に“第二伊勢湾岸道”計画が進行中!? 「名古屋三河道路」概略ルート一部決定は「最終段階」へ 空港アクセスにも期待
名古屋~岡崎に“第二伊勢湾岸道”計画が進行中!? 「名古屋三河道路」概略ルート一部決定は「最終段階」へ 空港アクセスにも期待
くるまのニュース
ルクレール、ハードタイヤでのペース不足に苦しむ「0.5秒も遅いのは普通じゃない」フェラーリ/F1中国GP
ルクレール、ハードタイヤでのペース不足に苦しむ「0.5秒も遅いのは普通じゃない」フェラーリ/F1中国GP
AUTOSPORT web
クライマックスに起きた悲劇。「どうすることもできなかった」とヌービル/WRC第4戦コメント
クライマックスに起きた悲劇。「どうすることもできなかった」とヌービル/WRC第4戦コメント
AUTOSPORT web
【MotoGP】マルケスのホンダ離脱がヤマハを「目覚めさせた」クアルタラロの2年契約延長にもプラス作用
【MotoGP】マルケスのホンダ離脱がヤマハを「目覚めさせた」クアルタラロの2年契約延長にもプラス作用
motorsport.com 日本版
黒顔&タフ仕様の新型「軽トラ」登場! 新色「デニム」がカッコいい! 定番「白・銀」以外の色がウケる理由
黒顔&タフ仕様の新型「軽トラ」登場! 新色「デニム」がカッコいい! 定番「白・銀」以外の色がウケる理由
くるまのニュース
小林可夢偉を追い詰めたポルシェのエストーレ、ペナルティを「秘密にされていた」と明かす/WECイモラ
小林可夢偉を追い詰めたポルシェのエストーレ、ペナルティを「秘密にされていた」と明かす/WECイモラ
AUTOSPORT web
BMW MINIから新型電気自動車が出たぞ! ガソリンターボにディーゼルターボとかスキがなさすぎる 生まれ変わったMINI カントリーマンを是非!
BMW MINIから新型電気自動車が出たぞ! ガソリンターボにディーゼルターボとかスキがなさすぎる 生まれ変わったMINI カントリーマンを是非!
ベストカーWeb
ルーフ「ターボR」が約2億3000万円で落札! 空冷ポルシェの究極ストリートマシンのカスタムメニューとは
ルーフ「ターボR」が約2億3000万円で落札! 空冷ポルシェの究極ストリートマシンのカスタムメニューとは
Auto Messe Web
レクサス RZ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
レクサス RZ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
フェイスリフトにより新型「ルノー キャプチャー」はよりモダンに、より低い価格設定に
フェイスリフトにより新型「ルノー キャプチャー」はよりモダンに、より低い価格設定に
AutoBild Japan
【アウディeトロン史上最長の一充電航続距離】 619kmを叶えるオプション レンジプラスパッケージ
【アウディeトロン史上最長の一充電航続距離】 619kmを叶えるオプション レンジプラスパッケージ
AUTOCAR JAPAN
国産5社が今年も“共挑”!? クルマづくりが更に進化する! 普通のレースと違う未来への挑戦も!? イマ注目すべき「スーパー耐久」とは
国産5社が今年も“共挑”!? クルマづくりが更に進化する! 普通のレースと違う未来への挑戦も!? イマ注目すべき「スーパー耐久」とは
くるまのニュース
カワサキ KLX230用「フロントスプロケット(12T)」が力造から登場!
カワサキ KLX230用「フロントスプロケット(12T)」が力造から登場!
バイクブロス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

113.4150.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.042.0万円

中古車を検索
クルーズの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

113.4150.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.042.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村