現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日本導入は6月! 最高級のラグジュアリー空間をもつSUVのロールスロイス・カリナンが誕生

ここから本文です

日本導入は6月! 最高級のラグジュアリー空間をもつSUVのロールスロイス・カリナンが誕生

掲載 更新
日本導入は6月! 最高級のラグジュアリー空間をもつSUVのロールスロイス・カリナンが誕生

 魔法の絨毯のような乗り心地は健在!

 ロールス・ロイスは、究極のラグジュアリーSUVを目指して開発した、「ロールス・ロイス カリナン」を発表した。カリナンの車名は、現在ブリティッシュ・クラウンジュエリーに所蔵されている、世界最大のダイヤモンドにちなんで名づけられており、最高のパフォーマンスと快適性を備えたロールス・ロイス社初のSUVだ。

【今さら聞けない】自動車の人気ジャンル「SUV」って何?

 アルミニウム製のプラットフォーム「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」をもとに、ロールスロイスらしい快適性と、SUVの高い走破性を兼ね備えている。

 ロールスロイスの象徴ともいえるパンテオングリルはそのままに、SUVらしいたくましくパワフルな顔つきにしている。また、バックスタイルは過度な装飾をせず、シンプルで機能的なイメージを与えるものとし、むき出しの鉄製エキゾースパイプとスキッドプレートが力強さを際立たせている。

 インテリアは、正統派ラグジュアリーを具現化したデザインを採用。シンプルかつ水平/垂直を意識した構成となっており、あわせて機能性も最大限生かすようデザインされている。

 センタースタックは、インストルメントパネルとコンソール中心部をつなぐ手仕上げの金属製ピラーで囲うことで高級感を演出。インパネ上部にはイタリア製高級カバンにも使用されている、耐久・耐水性に優れたボーデッド・ブラックレザーを採用。また、フロントドアのアームレストやセンターコンソールカバー、後席のサイドアームレストなど、室内のいたるところに内蔵ヒーターが装備されており、快適な空間作りにも余念がない。

 初のタッチパネルディスプレイが採用され、走行中でもマップや、エアサスペンションの高さ調整といった、車両のセットアップが簡単に行える。このほか、昼間/夜間野生生物・歩行者警告機能付ナイトビジョン&ビジョンアシストや、アクティブクルーズコントロール、衝突警告、7×3インチ高解像度ヘッドアップディスプレイなど、最先端技術も備えている。

 リヤシートは2タイプを用意される。ラウンジシートは、3人用が座れるベンチシートタイプ。ロールス・ロイスでは初めて後部シートをたたむことができる。リヤシートを1人で利用する場合は、もう一方のシートを折りたたんで、背もたれをテーブルとして使うことができる実用性も備えている。ラゲッジルームは、560リットル分の収納スペースがあり、プライバシーカバーを外すと600リットル分まで拡大する。

 後席の2名乗車仕様は、実用性よりも究極のラグジュアリー空間を目指した豪華な作りに。独立したシートは、ロールス・ロイス製ウィスキーグラスとデキャンタ、シャンパンフルート、クールボックスを収納したキャビネット付き固定式リヤセンターコンソールによってセパレートされている。

 走行性能については、「魔法の絨毯のような乗り心地を」というロールスロイスのコンセプトは踏襲。新型軽量アーキテクチャーと最新型自動ベアリング式エアサスペンションを採用しており、オンロード/オフロードの両方で、快適な乗り心地を実現している。

 また、パワートレインはロールス・ロイス史上初の四輪駆動を採用。6.75リッターV12ツインターボエンジンは最高出力571馬力、最大トルク850N・mのトルクを発揮する。オフロード走行では、電子制御式緩衝装置調整システムが、スリップした車輪を検知し、4輪すべてに最適なトルク配分がされるよう制御される。

 加えて、ロールス・ロイス社内で「エブリウェア(どこでも)」ボタンと呼ばれるボタンを押すと、荒れた道路、砂利道、湿った草むら、雪原など、どのような路面状況でも快適に走れるよう、オフロード設定を操作。850N・mのトルクを4つの車輪に最適配分することが可能だ。そして、最低地上高が高いため、深雪や砂など足が取られやすい場所でも走行可能とし、最大渡河水深は高級SUVとして最大となる540mmを誇る。

 出かけるのが、より楽しく快適に、そして最高にラグジュアリーな時を過ごせるカリナンは21万ポンド、日本円にしておよそ3120万円だ。日本での価格は、6月に予定している国内導入時に公開される予定だ。

こんな記事も読まれています

EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
レスポンス
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
くるまのニュース
着けたままスマホが操作できる!スマホ対応のバイク用グローブとは?
着けたままスマホが操作できる!スマホ対応のバイク用グローブとは?
バイクのニュース
[15秒でわかる]レクサス『LBX』…ブランド最小クラスのSUVの強み
[15秒でわかる]レクサス『LBX』…ブランド最小クラスのSUVの強み
レスポンス
アウディQ8の一充電走行距離が118km伸びるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」36万円を新発売
アウディQ8の一充電走行距離が118km伸びるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」36万円を新発売
Auto Prove
フェルスタッペンの支配、いつまで続く? ホーナー代表「楽しめるうちに楽しんでおくべき!」
フェルスタッペンの支配、いつまで続く? ホーナー代表「楽しめるうちに楽しんでおくべき!」
motorsport.com 日本版
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
くるまのニュース
新開発水冷エンジン搭載 MUTT MOTORCYCLES「DRK-01 125/250」発売
新開発水冷エンジン搭載 MUTT MOTORCYCLES「DRK-01 125/250」発売
バイクのニュース
ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
レスポンス
クルマの事故で散らばった破片は「基本的に当事者」が片付ける必要あり! ただし勝手に「持ちかえる」「捨てる」はNGなワケ
クルマの事故で散らばった破片は「基本的に当事者」が片付ける必要あり! ただし勝手に「持ちかえる」「捨てる」はNGなワケ
WEB CARTOP
情報処理推進機構、欧州「カテナ-X」とデータ連携基盤の相互運用を検討 欧州の電池規則に対応
情報処理推進機構、欧州「カテナ-X」とデータ連携基盤の相互運用を検討 欧州の電池規則に対応
日刊自動車新聞
【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
AutoBild Japan
渋滞135分!? 中央道「地獄のGW渋滞」いつ走れば回避可能? 「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも 「ずらし移動が効果的」NEXCOの予測は
渋滞135分!? 中央道「地獄のGW渋滞」いつ走れば回避可能? 「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも 「ずらし移動が効果的」NEXCOの予測は
くるまのニュース
新車販売はN-BOXとカローラが相変わらず絶好調だが……じわり「ホンダの登録車勢」が勢いを増していた!
新車販売はN-BOXとカローラが相変わらず絶好調だが……じわり「ホンダの登録車勢」が勢いを増していた!
WEB CARTOP
調子良かったのは何で? ノリス、苦戦予想した中国での好パフォーマンスにハテナ残る
調子良かったのは何で? ノリス、苦戦予想した中国での好パフォーマンスにハテナ残る
motorsport.com 日本版
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
くるまのニュース
ヤマハ「XSR900」 新型モデル「XSR900 GP」とリレーションを図った新色を設定
ヤマハ「XSR900」 新型モデル「XSR900 GP」とリレーションを図った新色を設定
バイクのニュース
空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

4184.04811.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4480.08000.0万円

中古車を検索
カリナンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

4184.04811.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4480.08000.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村