バランスを考えるとメーター読み90km/h巡航がいい
高速道路を走る機会が多い人だと、ふと「どのくらいのペースで走ると効率がいいんだろう?」と考えることがあるかもしれない。その答えはクルマによって異なる部分もあり、交通量が多ければまわりのペースに合わせなければならないが、交通量が少なく、比較的自分のペースで走れる100km/h制限の高速道路であればおおよそメーター読み90km/h(実測85km/h前後)あたりだろう。
その理由としては、高速道路を走る際の効率には移動時間と燃費があると思う。前者に関しては人や荷物を運べて、目的地での移動も便利、かつ早くリーズナブルに移動するためにクルマと高速道路代を使っている訳だから、速いペースを保ちたい。
その反面で燃費はベストとなるペースはトップギヤに入る最低スピード(6速までのATなら80km/h、9速、10速のATだと100km/hあたりだろうか)と言われている。加えて高速道路を巡航している際の燃費はクルマによって異なる部分も大きいが、高速道路のペースになると一番大きな抵抗は空気抵抗であるためトップギヤに入る最低スピードを保ちたいという矛盾が起きる。
そのあたりのバランスに優れるのがメーター読み90km/h巡航だ。メーター読み100km/h(実測95km/h前後)を基準にすると、200kmの道のりを移動するのに移動時間は15分多く掛かるものの、燃費は多くのクルマで10%は伸びることを考えれば(全高が高く空気抵抗が多いミニバンやSUV、パワーに余裕のない軽乗用車だとさらに伸びることも多々ある)、移動時間と燃費のベストバランスと言えるのではないだろうか。
※前述した9速、10速ATを使うクルマだと90km/hではトップギアに入らいないこともあるので、その時は一度トップギアに入る100km/hあたりまでマニュアルシフトも使いながらスピードを上げて、トップギアをキープする最低スピードまでペースを落とすという小技を使うといい。
また充電に時間が掛かる電気自動車の場合には高速道路上のSA、PAで充電するとなると大きなタイムロスになるので(先に使っている人がいると致命的だ)、常識的な範囲でペースを下げ、その分エンジン車の燃費に相当する電費を上げピットインを少なくするほうが効率がいいこともある。
もう1つ加えると基本的なペースは決めるにせよ、高速道路での燃費を上げるには坂の使い方も重要だ。具体的には平坦の後、下り坂の後に上り坂があるなら平坦、下り坂のうちにペースを上げ、その勢いでクルマに負荷が掛からないように坂を上り切れればベストといった具合だ。
いずれにせよ高速道路を効率よく走るにはペースや坂の使い方など、ブレーキを滅多なことでは踏まないで済むようなスムースな運転をすることが重要だ。
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