2018年3月2日、一枚のFAXが編集部に届きました。
「役員人事に関する記者会見について」
そう題されたニュースリリースは、昨年発覚した完成検査問題等を受けて、スバルの代表取締役社長、吉永泰之社長が退任することを示していました。
本稿では社長退任(正式には今年6月の株主総会後)会見のもようと、質疑応答の一部をお届けします。
文:ベストカーWeb編集部
■グローバルの生産台数を1.5倍以上に押し上げた
今後、スバルの長い歴史を振り返るとき、吉永泰之社長の名前は「中興の祖」と記録されることは想像に難くない。
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