去る2月17日、18日にパシフィコ横浜で開催された「Nostalgic 2days(以下、ノスタルジック2デイズ)」の取材に行ってまいりました。2015年から開始したこのイベントの取材も、今年で4回目となります。
今年のノスタルジック2デイズは、第10回記念というメモリアルイベント。それだけに、例年以上に勢いが感じられる内容となりました。
イッツ・ショータイム!ノスタルジック2デイズ 2017 イベントレポート
ノスタルジック2デイズ 2018:日本車編
ノスタルジック2デイズに出展するクルマの多くが日本車。懐かしいクルマもあれば、当時はもちろん、現在でも貴重な名車が一堂に会するのが、このイベントの大きな魅力なのです。その一方で「国産旧車」の現状、つまり各モデルの相場のようなものが確認できる場でもあります。最近、見なくなったなと思っていたクルマが驚くような価格で売られているケースも…。
ノスタルジック2デイズ 2018:輸入車編
興味の対象は日本車がメインで、輸入車はあまり…という方にとっても、ノスタルジック2デイズでは珍しいクルマを間近で観ることができます。なかには世界で1台しか存在しないような貴重なモデルから、往年名車まで。通常、この種のクルマがイベントに展示されていても、柵で囲われていることが多いのです。しかし、このイベントでは、触れられるほど近い距離で観ることができます(もちろん、触れることはNGですが…)。
ノスタルジック2デイズ 2018:特別展示編
名実ともに文化財の領域にあるクルマや、雑誌の表紙を飾るような名車も展示されていました。今年はノスタルジック2デイズ10回記念ということで、例年以上に豪華な顔ぶれとなったようです。と同時に、ついこのあいだまで「もしかしたら買えるかも…」と思っていたクルマが、いつのまにか遠い存在となっていたことを再認識することとなったのです。
ノスタルジック2デイズ 2018:自動車メーカー編
ノスタルジック2デイズにも、自動車メーカーが出展する時代となりました。仲間同士のトレードやインターネットオークションなどで、必死に旧車の部品確保に奔走している方にとって、これは歓迎すべきことではないでしょうか。いち事業としては収益をあげるのは難しい取り組みかもしれませんが、新しいモノばかりに目を向けるのではなく、こうして過去の名車にもメーカー自身がスポットライトを当てる…。今後、この動きが拡大していくことを期待したいところです。
ノスタルジック2デイズ 2018:デンジャラスな魔空間(?)スワップミート編
ノスタルジック2デイズにおいて外せないのがスワップミートコーナー。入場後、まずはここを目指すという方も少なくありません。掘り出しモノや会場限定販売モノなど、思わぬアイテムに出会える可能性が高いからです。それだけに、予想外の出費も免れないような魔空間(?)でもあります。取材中、あるプラモデルを購入していた方は「まずい。買っちゃった…。あとはどうやって奧さんにバレずに家に持ち込むかだな」と本気で悩んでいるようでした。
ノスタルジック2デイズ 2018:まとめ編
会場の規模を拡大し、さらに勢いが増した感のあるノスタルジック2デイズ。今年は自動車メーカーも参入し、古いクルマ対する意識が少しずつ変わりつつあるように感じました。その一方で、展示販売されている個体の多くが「ASK」であったり、思わず目が飛び出そうなほどの価格が掲げられていたり…。
第10回目も開催となった、日本最大級のクラシックモーターショー、ノスタルジック2デイズ 2018。記念すべきイベントにふさわしく、スペシャルなクルマが多数集結していました。今後、日本国内においても、電気自動車やハイブリッドカーのシェアが増えていくことはほぼ確実だと思われます。いわゆる旧車と呼ばれるようなクルマは、数が減ることはあっても増えることはまずありません。
ノスタルジック2デイズをはじめとする旧車が主役のイベントによって、1人でも多くのファンを獲得し、古いクルマを大切に乗り継いでくれる方が増えていくことを願うばかりです。
[ライター・撮影/江上透]
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