スズキは2018年1月30日、2017年12月および年間の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産台数は12月も8万台を超えるペースを維持する81,693台。国内向け、輸出向けがともに増加している。前年同月比も120.7%という高水準で、前年同月比は12カ月連続で増加となった。
1~12月の累計でも、2017年は987,537台という、あと少しで100万台に手が届く台数を生産。前年比は124.3%となり、3年ぶりの増加となった。
海外生産についても、169,516台は前年同月比106.9%。前年同月比の推移は国内生産と同じく12カ月連続の増加となっている。これはインドでの生産が過去最高を更新するなどが大きな要因で、暦年で過去最高となった。
また海外生産で注目したいのは1~12月累計だ。2,314,799台、前年比107.6%というのは、じつに6年連続しての増加となっている。
国内、海外ともに好調な生産台数を記録しているため、世界生産として見ても251,209台は前年同月比111.0%。やはり12カ月連続の増加で、1~12月累計も3,302,336台は前年比112.1%で、2年ぶりに増加となった。こちらも暦年で過去最高を記録している。
国内販売では、軽四輪車の12月実績は38,523台。ワゴンR、スペーシア等が増加したおかげで、前年同月比は105.7%となり、13カ月連続しての増加となった。1~12月累計の556,295台は前年比106.8%。こちらは3年ぶりに増加となっている。
登録車についても、スイフトの販売増加や新型クロスビーの投入等により、12月としては過去最高となる7,788台を販売した。前年同月比は120.7%で、4カ月連続での増加。1~12月累計の109,584台も、2年連続増となる前年比107.3%となった。ちなみにこの数字は暦年で2年連続10万台を超えたことを意味し、過去最高も更新している。
輸出の12月実績は20,174台で、前年同月比は144.6%。3カ月連続の増加だった。これにより1~12月累計は前年比175.6%の206,744台となり、前年比推移が7年ぶりに増加に転じた。
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