高いと燃費にはプラスになるがデメリットも
タイヤの空気圧、とても重要ですね。自転車に乗る人は体感できると思いますが、空気圧が低くなると抵抗が増えてしまって、自転車が重く感じますよね。それはクルマでも同じで、燃費という面からも空気圧が低くならないように注意する必要があります。
しかしそれ以上に、空気圧が低いままで高速走行してしまうと、タイヤがバーストしてしまう危険性があります。その場合、瞬間的にコントロールできなくなるので十分な注意が必要です。
では逆に空気圧が高くなるとどうなるのでしょうか? 燃費レースなどでは、極めて高い空気圧で走行するのが常識になっています。最近のクルマは250kPaくらいが標準的ですが、より高い空気圧にしてやると走行抵抗が減って、燃費が向上するんですね。どうして走行抵抗が減るかというと、空気圧が高くなることでタイヤが硬くなり、変形しにくくなるんですね。変形するためにはエネルギーが必要になり、それが抵抗となるわけです。だから空気圧が高くなると変形しにくくなり、抵抗が小さくなるわけです。
空気を高くするとデメリットはあるのか? ひとつは路面からの小さな振動がボディに伝わりやすくなることでしょう。ゴツゴツした感触になります。またグリップ性能も低くなります。タイヤは変形することで、小さな振動を吸収したり、路面とのグリップを高めたりしているので、想定以上に高い空気圧にしてしまうと、そうした特性が失われてしまうわけです。
一般的な乗用車用タイヤの空気圧は350kPa以下に設定されています。これ以上高めだと、路面からの入力でタイヤの構造が破損するようなリスクが高くなってしまいます。インチアップしている場合には、どうしても空気圧は高くなっていくわけですが、指定空気圧から350kPaまでの範囲内で、自分なりにいろいろと試してみるのもいいかもしれません。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
便利な「ドライブレコーダー」 まさかの「バッテリー上がり」招く可能性も!? 「駐車監視」の注意点とは
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
やってはいけない「マフラー交換」5例。「爆音」「落下」「黒焦げ」など本当にあったダメなカスタムをお教えします
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?