■夢のガソリンエンジン「VCターボ」を搭載
日産は2018年1月15日より開催している北米自動車ショー(デトロイトショー)にて、新型のプレミアムセダン「Qいンスピレーションコンセプト」を世界初公開した。
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日産によると、このコンセプトカーには自動運転技術とともに、夢のガソリンエンジン「可変圧縮比エンジン VCターボ」(ガソリンとディーゼルの両方の利点を兼ね備えたエンジン)が搭載されているという。
またデザインスタディモデルの側面も併せ持ち、今年春でデビューから丸5年を迎える現行型スカイライン(インフィニティQ50)の次期型、あるいはこちらは丸8年となる現行型フーガ(同Q70)の後継モデルデザインとも予想できる。
今回の出品では搭載エンジンの詳細スペックや車両寸法などは発表されていないが、このQインスピレーションコンセプトに「VCターボ」が搭載されたことで、新開発エンジンがセダンからSUVと幅広く搭載されることになる、という予測が立つ。
以下は日産公式リリースより引用。
日産自動車株式会社は1月15日、2018年北米自動車ショーにて「Qインスピレーションコンセプト」を世界初公開しました。可変圧縮比エンジン「VCターボ」と自動運転技術の搭載と、ヒューマンセントリックなインテリアデザインの採用により、中型セダンセグメントのお客さまに満足頂けるインフィニティならではの豊かなドライビング体験を提案します。
エクステリアは、ダイナミックで自信に溢れる明確かつ簡潔なラインを特徴とし、来る先進パワートレインの時代のためのインフィニティの新しいデザインランゲージを表現しています。また、クラシックなセダンのフォームではなく、クーペライクな外観と細長いシルエットにより、このセグメントにおけるデザインビジョンを体現しています。
インテリアでは無駄を削ぎ落とし、クリーンで簡素なデザインによりドライバーと乗客に静けさと快適性をもたらします。
コンパクトな4気筒「VCターボ」エンジンはデザインの自由度をより向上させ、広々としたキャビン空間を実現しました。
「VCターボ」エンジンはピストンの上死点の位置をシームレスに変化させることで圧縮比を自在に変化させ、最適なパワーと効率を提供し、ターボチャージャー付きガソリンエンジンのパワーと、ディーゼルやハイブリッドエンジンの特徴である高い効率性を両立させます。中型セダンのコンセプトカーである「Qインスピレーション」は、今後可変圧縮比エンジン「VCターボ」搭載車の拡大の可能性を示唆しています。
また、「Qインスピレーションコンセプト」に搭載する「プロパイロット」機能は、渋滞走行や巡航走行といった、ドライバーがストレスを感じる環境で車が運転を支援します。
インフィニティグローバルディビジョン理事のクリスチャン ムニエは、「プレミアムセダンセグメントは保守的になっていると感じます。インフィニティの『Qインスピレーションコンセプト』はモダンなデザインと新しいテクノロジーを求める若い世代にも魅力的に感じて頂ける車です」と述べました。
以上。
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