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業界ニュース 2018.1.12

初代からファイナルまで…今ランエボ買うならどの世代が良い?

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軽量ハイパワーの第1世代(エボI~III)

WRCで勝つため、小型セダンのランサーに1クラス上のギャランVR-4に載っていた2リッターターボエンジン(4G63)を押し込んだランサーエボリューションのデビューは1992年。その後、1995年までに、エボII、エボIIIと2度の進化を行います。
この第1世代ランサーはもっとも小さく軽く、チューニング次第では最強のパワーウェイトレシオを狙うことも夢ではありません。とくに競技ベースモデルのRSならば、最後のエボXより300kgは軽いのです。そのため現在でもこの世代を愛用するドライバーは、モータースポーツからストリートまで幅広く存在します。
エボIは、トレッドが狭くボディの剛性不足などもあって、アンダーステア傾向の強いモデルですが、熟成の進んだエボIIとエボIIIの実力は現在でも十分通用します。
とはいえ、この世代のランエボはタマ数も少なく、乗っている人もなかなか手放さないので、状態のいい中古車を探すのはかなり難しいでしょう。

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当時無敵を誇った第2世代(エボIV~VI・TM)

1996年、ランサーが前年にフルモデルチェンジしたことを受けて、ランエボも第2世代へと進化します。この世代のトピックは、GSRに採用されたAYC(アクティブヨーコントロール)です。またエンジンの最高出力も、280psに向上しています。
この第2世代は、2000年に発売された通称トミマキ(エボVIトミ・マキネンエディション)まで、3度のマイナーチェンジを行っています。
ただし5ナンバーサイズのままだったエボIVと、ワイドボディ化して3ナンバーサイズになったエボV以降では特性がかなり異なっています。エボVはトレッド拡大でコーナリング性能が飛躍的に拡大したため、それまで劣勢を強いられたGC8型インプレッサWRXに対して一転、圧倒的に”勝てる”マシンになりました。
ジムカーナ、ダートトライアル、ラリー、レースとすべてのフィールドで大活躍してクラス無敵、レースでも場合によっては上位クラス(排気量の大きいスカイラインGT-Rなど)も食えるようになった下克上マシンです。
またWRC(世界ラリー選手権)においては、ライバルが改造範囲の広いWRカー規定のマシンに移行するなか、ランエボは改造範囲の狭いグループA規定のまま参戦。しかし、エボVではマニュファクチャラーズ、ドライバーズともにチャンピオンとなるなど、その意味でも歴代最高実績を誇ります。
エボVとエボVI、それにエボVI・TME(トミーマキネンエディション)では空力や足回りの味付けが異なっていたランエボ。そのなかでVIの足回りはソフトすぎると、あまり評判が良くありませんでした。


オートマやワゴンもあった第3世代(エボVII~XIMR)

ベースのランサーがかつてのギャランサイズまで大きくなってしまったため、小刻みに改良を繰り返して戦闘力保持に努めたのが第3世代です。デビューは2001年で、ACD(アクティブセンターデフ)の新規採用がトピックです。
また、それまで無かったサイドブレーキを引いた時にセンターデフをフリーにして駆動を切る機構=ACD(アクティブコントロールデフ)を、エボVIIから採用。サイドターン(サイドブレーキを使ったスピンターン)が容易になりました。
エボVIIIでは、ブーレイ顔と呼ばれる当時の三菱車に採用されたフロントマスクがランエボにも採用されたことで冷却性能が低下するなど不評でしたが、エボVIIIMR以降はルーフが軽量化されて、戦闘力を向上。エボIXでは、冷却性能の改善も図られています。
エボIXでは、4G63型エンジンがMIVEC化されてタービンも変更され、熟成を極めた最終型のエボIXMRはボディサイズと車重、パワーのバランスが取れた『最強のランエボ』と言って良いでしょう。もう10年以上前のマシンとはいえ、戦闘力の面で”買い”なのが、このエボIXMRです。
また、エボVIIにはオートマ版のエボVIIGT-Aが、エボVIIIとエボIXにはステーションワゴン版もありました。


最新最強、でも重い第4世代(エボX)

2016年まで生産・販売されていたので、まだ新しいとも言えるエボXのデビューは2007年です。ランサーの生産終了によってベースがギャランフォルティスとなり、歴代でもっとも大きく重くなってしまいました。
そのスペックは、ボディサイズが全長4,495mm×全幅1,810mm×全高1,480mmで、車両重量は1,530kgです。
新世代のMIVECターボ(4B11)を搭載して大幅にトルクアップ、後期モデルは300ps、ファイナルエディションでは313psあったのでパワーに不足はありませんが、それでもこれだけ大きく重いと軽快に走るとは言えません。
ダートトライアルなどの競技では、エボXでも支障が無いよう配慮された規則が設定されるほど、戦闘力が落ちていたのです。それでも最後のランエボということで、年式が新しいほど高値で取り引きされています。
2リッター4WDターボのスポーツモデルの新車がスバルWRXしか無くなったいま、それ以外でファミリーセダンとしても使える年式の新しいクルマを望むならば唯一の選択肢です。

タマ数がそれなりにあるのは第2世代以降ですが、純正パーツのことまで考えてると、維持が容易なのは第3世代以降、戦闘力で選ぶなら第2世代のエボV以降と、第3世代のエボVIIIMR以降がオススメです。

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(CarMe 編集者)

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