製造業者は複数あるが毎年検定して封印される
タクシーに設置されている料金メーターは複数のメーカーが生産及び販売をしており、日本全国の各タクシー事業者や個人タクシーがそれぞれを選択して装着している。
「怖い系の人」や「午前3時の女」タクシードライバーが実際に遭遇する作り話のような客
ただ料金体系はそれぞれの地域によって異なってくる。たとえば東京では、”特別区・武三交通圏(東京都23区、武蔵野市、三鷹市)”では、初乗り料金は1.052kmで410円。その後の料金加算(爾後料金:じごりょうきん)については、237メートルごとに80円となっている。これが大阪府では初乗りは2kmで680円。爾後料金については266メートルごとに80円、福岡市では初乗りが1.6kmで680円、爾後料金が203メートルごとに50円、札幌市は初乗りが1.6kmで670円、爾後料金が302メートルごとに80円、名古屋市は初乗りが1.05kmで450円、爾後料金は235メートルごとに80円となっている(いずれも中型もしくは普通と呼ばれるクラウンコンフォートサイズ車)。
地域によっては、同じ地域内にあってもすべてのタクシー事業者が同じ料金体系ではなかったり、独自に割引サービスなどを行っているケースもある。
料金体系が地域で異なるなか、気になるのが料金計算は正確かどうかだろう。筆者の体験では新興国でタクシーに乗ると、明らかに著しく早くメーター料金が上がっていく(増えていく)ケースに遭遇することもあった。またタイのバンコク市や、中国の広州市では、外国人とわかるやいなや、メーターがあっても作動させずに料金交渉(当然ボッタクリ)してくるケースが大半。
バンコクでは“中の上”クラスの宿泊先のホテルエントランスに停まっているタクシーに乗ろうとしたら、ドアボーイのお兄さんが“ここのタクシーはメーター使わないから”と、近くの大通りまで荷物を運んでくれて、さらにタクシーを停めて行き先までドライバーに説明して乗せてくれた。
中国では北京で市内からモーターショー会場まで乗ろうとしたら料金交渉してきたので、雨天だったのでタクシーがなかなか捕まらないこともあって渋々承諾して乗ったのだが、ドライバーの想定外の渋滞で実際メーターを入れて向かったほうが儲かっていたという“自爆状態”に陥っていた。
話を戻すと、日本ではタイや中国のようにメーターを入れないでお客を乗せることはまず考えられない。というのも、各地域の業界団体が街なかでメーター不正使用の監視及び取り締まりを行っていることも大きく効果をあげているようだ。またメーターの動作に関する不正防止については、各都道府県が設置する”計量検定所”において1年ごとの検定を受けることになっている。検定に合格すると封印され、以後不正操作が行えないようになる。
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