大型セダンでもルックスはクーペのよう
レクサスの新型LSには、ロングサイズのLモデルがない。つまりボディサイズはこれまでの2サイズではなく、一つのサイズになったわけだ。で、そのサイズはこれまでの「Lモデル」で、ロングボディに統一されたのだ。全長5235mm、全幅1900mmの堂々たる大きさだが、全高は1450mm(4WDは1460mm)に抑えられ、6ライト・キャビンで構成されたリヤスタイルは、まるでクーペ・シルエットだ。
新型レクサスLS! 世界初試乗会の現場から出せる範囲でチョイ見せ
気になるお値段だが、これまでのL(ロング)と大きく変えないようだ。つまり、これまでショートサイズのエントリーモデルLS460が854万円だったが、Lサイズだと考えるとエントリーモデルが1000万円クラスとなる。正式発表日の9月26日に明らかになるが、噂では「1000万円を切るところからスタートさせたい意向」という。
ま、このクラスが1100万円か990万円かは、買えるひとにとっては大きな問題ではないが、印象はずいぶん違う。1000万円超えと言われるより900万円台と言われれば、自分ですら「家を買うより安いかな」と想像逞しくなれる。
もっとも、モータージャーナリストの中谷明彦さんは「先日乗った新型メルセデスのSクラスはフル装備で2500万円もする。コストパフォーマンスで比較すると、レクサスLSの勝ちに思える。しかし、もっと装備を充実させて高いモデルを作ることも必要だ」と言う。
最上級モデルの内装は極めて豪華。切り子デザインを使ったドアトリムは、日本的で美しい。空気玉を使ったマッサージ機能の付いたシートは気持ちよさそう。果たして価格はどうか、注目される。
さて、このたび行なわれたサンフランシスコ試乗会で公開された、アメリカ仕様のスペックをじっくり見て欲しい。日本仕様とほとんど同じになるはずだ。レクサスの車両評価トップ「匠(たくみ)」の伊藤好章さんに現地インタビューしたので、映像を見て欲しい。しっかり作りこんで、自信に満ちか表情を見ていると、その走りは大いに期待できる。
LCのパフォーマンスが極めて高く評価されているが、新型LSは同じ新開発のGA-Lプラットフォームを利用している。プラットフォームの素性の良さは、即、ダイナミック性能に直結する。
11年ぶりにフルチェンジを果たした新型LS。初代のように「メルセデスがびっくり」というパフォーマンスを備えているように思える。メルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズをはじめ世界のプレミアムセダンとガチンコ勝負させてみたい。
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