現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキが5人乗りの「デカ」ハスラーを東京モーターショーに出展!

ここから本文です

スズキが5人乗りの「デカ」ハスラーを東京モーターショーに出展!

掲載 更新
スズキが5人乗りの「デカ」ハスラーを東京モーターショーに出展!

 年内発売が予想される高い完成度

 スズキが東京モーターショー出展車の概要を発表した。なかでも注目なのは、軽クロスオーバーSUVとして大人気であるハスラーの“普通車版”と噂されていた「XBEE(クロスビー)」が参考出品されることだ。

【意外と知らない】なぜメーカーはOEM車を販売するのか?

 スタイルは写真のとおり、車名にこそハスラーの名が入っていないが、丸目のヘッドライト、台形グリル、バンパーガーニッシュなど、まさしくハスラーの拡大版。ただ、躍動感のあるライン、ボリューム感のあるフェンダー回りの造形など、ハスラーの全幅+195mmの余裕を感じさせる、より質感の高いエクステリアデザインとなっている。

 とはいえ、もちろんハスラーをそのまま拡大して作ったわけではない。寸法や車内フロア形状などを見ると、プチバンのソリオやイグニスなどと同じ、小型車用のAプラットフォームがベースと予想。そのため、全長3760mmのコンパクトサイズ(イグニスより60mm、ソリオより50mm長いが、それでも現行ヴィッツやマーチより短い!)ながら、ソリオ譲りの広々とした室内を実現している。

 また荷室にも深さのあるアンダーボックスが用意され、実用性抜群。ラゲッジフロアには汚れを拭き取りやすい素材を採用しているため、アウトドアシーンでも活躍しそうだ。

 アクティブな使い方を想定しているため、ロングクルージングにも対応できるよう、エンジンも強力だ。スイフトやバレーノに搭載されているK10C型ブースタージェットエンジン(996cc直列3気筒インタークーラーターボ)に、初めてマイルドハイブリッドが組み合わせられる。だからといって、ツインチャージャーのようにパワフルに走るわけではないが、両者を組み合わせることによって、燃費と走りを両立させている。

 駆動方式はハスラーと同じく2WDと4WDを用意。詳細は明らかにされていないが、多彩な走行モードが用意されているとのことなので、ハスラーやイグニスの4WDと同じく、雪道などでの発進をサポートするグリップコントロールが搭載されているかもしれない。

 安全性については、スイフトと同じく、単眼カメラと赤外線レーザーを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートが採用されるだろう。また後退時衝突被害軽減ブレーキも搭載されているという。

 さらに今回の東京モーターショーでは、クロスビーのカスタマイズモデルも2台、同時に出展される。「XBEE OUTDOOR ADVENTURE(クロスビー アウトドア アドベンチャー)」は“ 大人が楽しむキャンプシーン”をイメージしてデザイン。

 ドアやインテリアにウッド超デカールを施し、さらにシルバー塗装バンパーガーニッシュ、ダーク調メッキのヘッドライトリムなどを加え、上質なアウトドアMODELとして提案される。

 もう1台、「XBEE STREET ADVENTURE(クロスビー ストリート アドベンチャー)」は、グレーのボディとホワイトルーフの車体色に、バンパーやドア、アルミホイールなどに黄色のアクセントを施した3トーン。

 アスレチックウエアをモード系アイテムと組み合わせて着こなすという、最新のトレンドを意識したものだという。

 小型車基準で作られたことで安全性が高まり、定員も4人から5人になった小型車版ハスラー=XBEE(クロスビー)」。『ハスラーはいいけど、軽はちょっと……』と思っていた人、コンパクトで個性的なクルマを探していた人にピッタリのクルマである。参考出品とは言え完成度は非常に高く、登場は年内と予想するが、果たして!?

●主要諸元 全長 3760mm 全幅 1670mm 全高 1705mm ホイールベース 2435mm パワーユニット 996cc直列3気筒インタークーラーターボ マイルドハイブリッド 駆動方式 2WD/4WD

こんな記事も読まれています

便利な「ドライブレコーダー」 まさかの「バッテリー上がり」招く可能性も!? 「駐車監視」の注意点とは
便利な「ドライブレコーダー」 まさかの「バッテリー上がり」招く可能性も!? 「駐車監視」の注意点とは
くるまのニュース
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
motorsport.com 日本版
三菱ふそうがコロナ禍で光岡バディの生産を始めた理由
三菱ふそうがコロナ禍で光岡バディの生産を始めた理由
driver@web
2024スーパーGT第2戦富士のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
2024スーパーGT第2戦富士のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
AUTOSPORT web
V型4気筒エンジン搭載!! ホンダ「VF750F」に注ぎ込まれた先鋭のメカニズムとは?
V型4気筒エンジン搭載!! ホンダ「VF750F」に注ぎ込まれた先鋭のメカニズムとは?
バイクのニュース
フェラーリ内紛再び? サインツJr.、F1中国GPの1周目ルクレールの動きに苦言「僕らのレースに影響を及ぼした」
フェラーリ内紛再び? サインツJr.、F1中国GPの1周目ルクレールの動きに苦言「僕らのレースに影響を及ぼした」
motorsport.com 日本版
タナベのローダウンスプリング「SUSTEC NF210」に『スペーシアカスタム』の適合が追加
タナベのローダウンスプリング「SUSTEC NF210」に『スペーシアカスタム』の適合が追加
レスポンス
全長4.4mの人気コンパクトSUV 日産・新型「キャシュカイ」欧州で登場 変更されたフロントグリルは「サムライの鎧」をイメージ!?
全長4.4mの人気コンパクトSUV 日産・新型「キャシュカイ」欧州で登場 変更されたフロントグリルは「サムライの鎧」をイメージ!?
VAGUE
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
くるまのニュース
【MotoGP】ホンダは苦境でも、ザルコは「悲観的になる必要はない」と前向き。改革の効果出るのはまだ先?
【MotoGP】ホンダは苦境でも、ザルコは「悲観的になる必要はない」と前向き。改革の効果出るのはまだ先?
motorsport.com 日本版
マットモーターサイクル、新モデル『DRK-01』受注開始
マットモーターサイクル、新モデル『DRK-01』受注開始
レスポンス
2024スーパーGT第2戦『FUJI GT 3 Hours RACE』参加条件
2024スーパーGT第2戦『FUJI GT 3 Hours RACE』参加条件
AUTOSPORT web
やってはいけない「マフラー交換」5例。「爆音」「落下」「黒焦げ」など本当にあったダメなカスタムをお教えします
やってはいけない「マフラー交換」5例。「爆音」「落下」「黒焦げ」など本当にあったダメなカスタムをお教えします
Auto Messe Web
WEC第2戦、7号車トヨタが今季初勝利、巧みな戦略でポルシェの追い上げを退ける。8号車トヨタも5位入賞 【イモラ6時間決勝】
WEC第2戦、7号車トヨタが今季初勝利、巧みな戦略でポルシェの追い上げを退ける。8号車トヨタも5位入賞 【イモラ6時間決勝】
Webモーターマガジン
たった9台の激レアなアルファロメオTZ3! V10 OHVエンジン搭載のその中身はなんと「ダッジバイパー」だった!!
たった9台の激レアなアルファロメオTZ3! V10 OHVエンジン搭載のその中身はなんと「ダッジバイパー」だった!!
WEB CARTOP
ブラックのベントレーウイングが印象的なベントレー・ベンテイガの特別仕様車が登場
ブラックのベントレーウイングが印象的なベントレー・ベンテイガの特別仕様車が登場
カー・アンド・ドライバー
ロイヤルエンフィールド INT 650 発売、価格は94万7100円より…ブラックアウトの「DARK」を新設定
ロイヤルエンフィールド INT 650 発売、価格は94万7100円より…ブラックアウトの「DARK」を新設定
レスポンス
いまの若者にも「パブリカ」の偉大さを伝えたい! いまの大ヒット車「ヤリス」に繋がるご先祖が「超国民思い」のクルマだった
いまの若者にも「パブリカ」の偉大さを伝えたい! いまの大ヒット車「ヤリス」に繋がるご先祖が「超国民思い」のクルマだった
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村