日本でも成功できる可能性大のSUV3台
栃木県内の本田技術研究所で開催された、ホンダの最先端技術を紹介する取材会「ホンダミーティング2017」。そこには、現時点で日本での販売計画が公表されていない、海外専売モデルが4車種展示されていた。
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ここでは、別の記事で浅木泰昭執行役員のインタビューとともにお伝えしている「WR-V」を除く3車種、「CR-V」、「アヴァンシア」、「アキュラCDX」を紹介する。いずれも日本でぜひ乗りたい、強烈な個性を備えた魅力的なSUVばかりだ!
(1)CR-V
スズキ・エスクード、トヨタRAV4と並び、90年代にライトクロカンを流行させたミドルサイズSUV。日本では先代4代目で販売を終了したものの、北米では2016年10月に新型シビックをベースとした5代目がデビュー。その後アジアオセアニア各国で順次販売が開始されている。
従来からの2.4リッター直4直噴のほか、1.5リッター直4直噴ターボを設定。4月の上海モーターショーでは、アコード譲りのスポーツハイブリッドi-MMDを搭載した「ハイブリッド」を公開し、今年後半に発売予定であることを発表した。
新型5代目は従来からの都会的なデザインとオンロードでの走りに磨きをかけながら、内外装の質感を大幅にアップ。先代では欧州仕様に用意されていたディーゼルは日本の排ガス規制をクリアできず、ごく普通のガソリンエンジン車をラインアップするのみだったが、新型では待望のハイブリッドが追加されるため、前述の内外装と合わせて商品力は充分に高い。
日本でも販売すればマツダCX-5やスバル・フォレスター、日産エクストレイルなどと互角以上の戦いができると思われる。ハイブリッド追加のタイミングでの日本復活に期待大!
アキュラのSUVは欧州ブランド勢と勝負できる質感
(2)アヴァンシア
1999~2003年に日本で販売された5人乗りシューティングブレークとは異なり、現在のアヴァンシアは、広汽ホンダが販売する5人乗りの中国市場向け大型高級SUV。
2リッター直噴ターボ+9速ATの「370ターボ」と1.5リッター直噴ターボ+CVTの「240ターボ」が設定されており、前者には4WDの用意もある。なお、東風ホンダでは細部のデザインが異なる兄弟車「UR-V」が販売されている。
「アキュラMDX/ホンダ・パイロットの5人乗りショートバージョン」と言うべきパッケージングを持つ現在のアヴァンシアは、アキュラMDXが中国でも販売されているためか、3列7人乗りを想定していない、ユーティリティよりも居住性を重視した設計で、とくに後席の空間は広大そのもの。一方で荷室は、大きく傾斜したバックドア形状のためもあり、ボディサイズを考慮すれば決して広くはない。
そういった意味では、かつてのアヴァンシアに近いキャラクターで、しかも現在の日本市場には同様の性格を持つ大型高級SUVは存在しないため、今日本に投入すればオンリーワンの存在に充分なり得る。かつて初代MDXをカナダから輸入した実績のあるホンダだけに、アヴァンシアの国内販売も決して夢物語ではない!?
(3)アキュラCDX
中国をメインターゲットとして開発された、高級小型クロスオーバーSUV。広汽ホンダの増城工場(広州市)で生産されている。
中国向けアキュラ車では初の1.5リッター直噴ターボエンジン+8速DCTを搭載しており、駆動方式はFFとAWDから選択可能となっている。
随所にホンダ・ヴェゼルとの共通点が見いだせるものの、ホンダ広報部によれば「ヴェゼルとは別個のプラットフォーム」とのこと。ヴェゼルに対し全長は200mm、ホイールベースは50mm長く、ホイールベース延長分が後席、それ以外が荷室容量拡大に充てられているようだ。
高級ブランドのアキュラで販売されているだけあって内外装の質感は非常に高く、同クラスのBMW X1やアウディQ2に勝るとも劣らないレベル。国産車ではマツダCX-3が数少ないライバルとなるが、日本へ導入すれば価格設定次第では爆発的人気モデルとなる可能性は高い!
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