三菱は従来から、電気自動車「ミーブ」シリーズとプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」のオーナーに向けに、「三菱自動車 電動車両サポート」という会員制サポートプログラムを展開している。その一環として提供されているのが「電動車両サポート」という充電スポット検索スマートフォンアプリだ。
このアプリは、地図画面でのNCSネットワークの充電スポット検索をはじめとして、充電スポットの満空情報表示、地名・住所等による充電スポット検索、充電スポットの詳細情報、現在地から選択した充電スポットまでの距離表示、絞り込み表示など、豊富な機能を持っている。今回はそうした便利機能に加え、アプリ自体が「Android Auto」に対応することとなった。
Android Autoは、Androidスマートフォンと車載ディスプレイを連携させるシステム。スマートフォンと車両をUSBケーブルで接続しておけば、ナビゲーション・電話・メッセージの送受信・音楽といった各種機能に、安全かつ簡単にアクセスすることが可能になる。
ドライバーにとってAndroid Autoに対応したメリットは大きい。三菱自動車の純正スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)にスマートフォンを接続すると、見やすいSDA画面上でアプリの機能を利用することができるからだ。
例えば、「電動車両サポート」アプリをインストールしたAndroidスマートフォンを、2017年型アウトランダーPHEVに設定されているSDAに繋いでおけば、日々更新される最新の情報を元にした充電スポットの検索や、リアルタイムの満空状態(「利用中」/「休止中」)の確認などをSDAの画面上でおこなうことができる。また、検索した充電スポットを「Googleマップ」に共有し、ルート案内の目的地に設定することも可能となる。ちなみに、自動車メーカーとしてこのような純正Android Auto対応アプリを配信するのは、三菱が初めて。三菱は今後も、先進的なコネクティッドカー技術によりクルマと情報ネットワークとの一体化を進め、多彩なサービスと今までにないドライブ体験の提供を目指すとのことだ。
スマートフォンアプリ「電動車両サポート」Android Auto対応バージョンの詳細については、MITSUBISHI CONNECT Webサイトを参照。
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