現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【手動操作も必要】ヘッドライトのオートモードの過信は禁物!

ここから本文です

【手動操作も必要】ヘッドライトのオートモードの過信は禁物!

掲載 更新
【手動操作も必要】ヘッドライトのオートモードの過信は禁物!

明るくても手動点灯することで安全性が向上するシーンもある

ヘッドライトの点け忘れが危険につながるという認識は確実に広まっている。とはいえ、無灯火を防ぐのにドライバーのマナーアップだけでは難しいのも事実。

【こんなに手頃】普段使いもOKの最新コンパクトキャンパーの魅力に迫る!

世界的にオートライト(周囲の明るさを検知して自動的にヘッドライトを点灯する装置)は普及しているし、また日本でも標準装備が義務化される流れとなっている。

しかし、そうしたオートライトでもカバーするのが難しい状況もある。ヘッドライト本来の役割である「道を明るく照らす」というのではなく、「自分自身の存在を知らしめるために点灯する」ことが求められるシチュエーションが、そうした難しい状況だ。

たとえば雨天で歩行者が傘をさしていると、死角が増えてしまう。そうしたケースでは、周囲の明るさに関係なく、自動車がヘッドライトを点けることで存在を示すことはお互いのためにプラスになる。歩行者同士がすれ違いときに不意に車道に飛び出してしまったために起きる事故を未然に防ぐことが期待できるからだ。

そのため日産のオートライト(おもいやりライト機能付き)はワイパーの作動をヘッドライト点灯の条件として設定しているほどだ。また、夕陽が差し込む時間帯にもヘッドライトの点灯は有効。ここでも周囲を照らすというよりは、対向車に自車の存在を知らせるための点灯だ。

そして、こうした使い方を意識していると周囲の暗さによって点灯するというロジックでは、点灯のタイミングが遅いと感じることが少なくない。この場合も、手動で点灯してやる必要がある。

もっとも、最近のクルマにおいては、交通事故の増える夕暮れ時の簿暗い時でも積極的に点灯するようになっている。

いずれのケースにおいても、オートライトが役に立たないという指摘ではなく、機械が判断できない部分は人間がカバーしてあげようという提案だ。もちろん、オートライトがついていないクルマのオーナーであれば、自車をアピールするという意識をもって点灯のタイミングを考えるといいだろう。

ちなみに、夕暮れ時のライトオンの最適タイムは「おもいやりライト」ホームページなどで確認することができる。ぜひチェックして欲しい。

関連タグ

こんな記事も読まれています

将来のスポーツカー開発を視野に入れた取り組みも。マツダが2024年スーパー耐久参戦体制を発表
将来のスポーツカー開発を視野に入れた取り組みも。マツダが2024年スーパー耐久参戦体制を発表
AUTOSPORT web
「海外生産の日本車って大丈夫?」なんて心配いまは無用! それでも国内販売で苦戦する理由とは
「海外生産の日本車って大丈夫?」なんて心配いまは無用! それでも国内販売で苦戦する理由とは
WEB CARTOP
雨の混乱の中、ノリスが驚異の走りでポール! ハミルトンが2番手、角田裕毅はSQ1敗退|F1中国GPスプリント予選
雨の混乱の中、ノリスが驚異の走りでポール! ハミルトンが2番手、角田裕毅はSQ1敗退|F1中国GPスプリント予選
motorsport.com 日本版
全部当てはまったら「クルマ好き老害」認定! ついついやりがちな「他人に煙たがられる」カーマニアの行動7つ
全部当てはまったら「クルマ好き老害」認定! ついついやりがちな「他人に煙たがられる」カーマニアの行動7つ
WEB CARTOP
質実剛健に原点回帰 トヨタ新型「ランドクルーザー250」ついに発売!“丸目”限定モデルも登場
質実剛健に原点回帰 トヨタ新型「ランドクルーザー250」ついに発売!“丸目”限定モデルも登場
乗りものニュース
4月20~21日開催の岩佐歩夢プロデュース「スーパーフォーミュラキャラバン」、Q&Aセッションなどキッズ向け新コンテンツが追加
4月20~21日開催の岩佐歩夢プロデュース「スーパーフォーミュラキャラバン」、Q&Aセッションなどキッズ向け新コンテンツが追加
motorsport.com 日本版
ホンダ、N-VANをマイナーチェンジ 一部仕様に急アクセル抑制機能を追加
ホンダ、N-VANをマイナーチェンジ 一部仕様に急アクセル抑制機能を追加
日刊自動車新聞
15年ぶりの全面刷新! トヨタ新型「ランクル250」発売! 限定“丸目”仕様が高人気か!? 待望の「人気車」に反響集まる!
15年ぶりの全面刷新! トヨタ新型「ランクル250」発売! 限定“丸目”仕様が高人気か!? 待望の「人気車」に反響集まる!
くるまのニュース
トヨタ新型「ランドクルーザー250」発売! 価格は520万円から 注目の“丸目ライト” ZX「ファーストエディション」は計8000台の限定販売
トヨタ新型「ランドクルーザー250」発売! 価格は520万円から 注目の“丸目ライト” ZX「ファーストエディション」は計8000台の限定販売
VAGUE
トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
レスポンス
ピレリ、ポルシェ・タイカン用に2種の新しい承認タイヤを開発! P ZERO タイヤでEVの特性に適したELECTのレンジを拡大!
ピレリ、ポルシェ・タイカン用に2種の新しい承認タイヤを開発! P ZERO タイヤでEVの特性に適したELECTのレンジを拡大!
LE VOLANT CARSMEET WEB
人間の心の闇に踏み込んだ衝撃のアンチモラル・ロマンス『マンティコア 怪物』
人間の心の闇に踏み込んだ衝撃のアンチモラル・ロマンス『マンティコア 怪物』
バイクのニュース
NEDOと東京都、水素エネルギーで未来を紡ぐラッピングバス運行開始
NEDOと東京都、水素エネルギーで未来を紡ぐラッピングバス運行開始
レスポンス
ニヤケテールがいいじゃないか!スカイラインに対決を挑んだ「二代目コロナ・マークII」【魅惑の自動車カタログ・レミニセンス】第45回
ニヤケテールがいいじゃないか!スカイラインに対決を挑んだ「二代目コロナ・マークII」【魅惑の自動車カタログ・レミニセンス】第45回
LE VOLANT CARSMEET WEB
F1中国GPスプリント予選速報|雨の中ノリス最速! ハミルトン2番手で母国戦の周がSQ3進出。RB角田裕毅は19番手
F1中国GPスプリント予選速報|雨の中ノリス最速! ハミルトン2番手で母国戦の周がSQ3進出。RB角田裕毅は19番手
motorsport.com 日本版
ダイハツ、ムーヴキャンバスとロッキー/ライズHVの出荷停止が解除 現行モデルすべての試験完了
ダイハツ、ムーヴキャンバスとロッキー/ライズHVの出荷停止が解除 現行モデルすべての試験完了
日刊自動車新聞
アクティブの「ラウンド/ストレートオイルクーラーキット」がリニューアルして登場
アクティブの「ラウンド/ストレートオイルクーラーキット」がリニューアルして登場
バイクブロス
日産、2023年度決算見通しを下方修正 販売計画に届かず サプライヤー関連費用も拡大
日産、2023年度決算見通しを下方修正 販売計画に届かず サプライヤー関連費用も拡大
日刊自動車新聞

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村