三菱は、2017年1月度の生産・販売・輸出実績を発表した。それによると、相変わらず市場の厳しさを顕著に表す結果となった。
まず生産では、国内生産が4万9548台で10カ月連続の前年比減となると同時に、12月実績よりも3000台以上のマイナスとなった。海外生産は前月に続いて3カ月連続で前年実績を越えた。主要生産地のアジアでは中国が8370台(前年比182.1%)、タイが2万8411台(同92.7%)で、アジアのトータルで前年比103.0%の4万4279台となった。総生産は、ここ数カ月は前年実績を上回る好調だったが、2カ月ぶりに前年比減となった。
国内販売は、登録車が2678台(前年比67.1%)、軽自動車が4128台(同89.4%)。合計は6806台となり、2カ月連続で前年実績を割れ。2016年の秋頃から回復傾向が見られただけに、残念な結果だ。
主な車種の販売台数は、ミラージュが377台(同140.7%)で前年実績を超えたが、台数自体が少ない。一方で、主力車種はアウトランダーが208台(同57.0%)、アウトランダーPHEVが190台(同23.7%)、デリカD:5が1089台(前年比88.3%)、eKワゴン・eKカスタムが1647台(同80.0%)、eKスペースが1443台(同98.6%)、デリカD:2が611台(同72.7%)パジェロが109台(同98.2%)と、軒並み前年比減。
とくにアウトランダーシリーズの落ち込みが大きく、国内販売の回復には必要不可欠な車種だけに、今後の動向に注目したい。また、台数面で貢献度の高い軽自動車eKシリーズも同様だ。
輸出出荷は、2016年4月以来10カ月連続で前年比減。主な市場ではアジアが588台(前年比39.1%)と3割まで落ち込み、欧州も7420台(同74.9%)で大きく減少。その一方で、北米は8045台(同109.1%)と微増となった。
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