警告灯の対策や保険の確認などを行えば問題ない
昔、愛車のハンドルを社外製3本スポークに交換して車内のドレスアップをしたことはないだろうか。現在はエアバッグ付きのハンドルのため交換する人が減ってしまった。しかし、結論から言うと、エアバッグを取り外すこと自体は違法ではないため交換はできる。
かつて、ステアリングの保安基準の形状は丸型。直径は350mm以上というルールがあったが、規制緩和後は ・ハンドルのホーンボタンにホーンマークがついていること
・運転者が走行中に容易にスピードメーターを確認できること
・運転者がハンドル操作を、確実かつ容易に操作できること
・ガタつきなどがないこと
・衝突などの衝撃を受けた時に運転者の安全を確保になっていること などをクリアしていれば、車検は問題なくクリアできる。つまり合法ということ。
ただし、今年(2017年)2月1日より「警告灯(メーター内のインジケータランプ)が点灯又は点滅している自動車は車検の審査を行わない」という発表が、車検の検査方法や審査などを行なう「自動車技術総合機構」からあったので要注意。
というのも、エアバッグ付きの純正ハンドルから、エアバッグレスのハンドルに交換した場合、そのままだと、エアバッグの警告灯が点灯したままになってしまうからだ。当然、前記の新ルールに抵触するので、車検の審査は受けられなくなるので対策が必須になる。
とはいえ、エアバッグを取り外すこと自体が違法でない点は変わらないので、エアバッグレス仕様にしてしまった人は、警告灯のキャンセラーなどを利用して、エアバッグの警告灯が点灯しないようにすればOKというだけ。
また、契約している任意の自動車保険が、「エアバッグ付き」という条件で契約している人は、保険会社にエアバッグを取り外したことを申告するのも忘れずに(最悪のケースでは、万が一のときに保険が支払われないことも考えられるので、非常に重要)。
ハンドル本体の交換ではなく、ハンドルカバーの装着は、車検ではまず問題なし。ただし、滑りやすい素材や、カバーがハンドルとの間でずれやすいものはNG。しっかり固定できるものだけを選ぼう。
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