「見て」「触れて」トラック業界の最先端が覗ける
9月1日(木)~3(土)まで3日間、パシフィコ横浜で開催されている「ジャパントラックショー2016」。その名のとおり、大型自動車メーカーやトラックに関連するメーカーが自社製品や最新の技術を披露する日本最大級の展示会だ。
【疑問】大型トラックに義務化の速度リミッターが大型バスに義務化されない理由とは?
前身の「東京トラックショー」から改められ、初開催となる今回は国内外の全77社が参加。車両展示や各部品メーカーのブース出展、事業者向けのセミナーなどトラックのすべてを凝縮したイベントとなっている。
一般的にこのような展示会は経営者や職業ドライバー向けと思われるかもしれないが、入場無料で、しかもさまざまな体験型ブースなども用意されているので、純粋な大型自動車ファンや家族連れでも存分に楽しむことが可能だ。
それでは会場で見かけた注目の展示をいくつか紹介しよう!
映画トラック野郎の劇中で登場していた「一番星号」の実車展示。デコトラの代名詞的存在なだけに注目度は抜群だ。
チューニングカーやモータースポーツシーンでおなじみのシートメーカー、ブリッド。こちらの「ディーゴIII」はトラック向けのモデルで、乗降性を犠牲にしないよう座面サイドのニーサポーが低く設計されている。
グッズやアフターパーツを販売するブースも出展している。その場で購入することができ、イベント限定の特価品なども多数あり。トラックドライバーでなくても欲しくなるようなアイテムがたくさん!
ミシュランの「X One(エックスワン)」は、ダブルタイヤ仕様車に装着可能なワイドシングルタイヤ。シングル=軽量化されることで、燃費や省メンテナンス性の向上などさまざなメリットがある。455/55R22.5という大迫力サイズ!
全長21mにもおよぶ超ロングなフルデッキトレーラー。オートバイやソーラーパネルなどの重ねることが難しい荷物を運ぶのに適した2段式のダブルデッキウイングで、実際すでに国内で運用されているという。免許は大型と牽引があれば運転可能だ。
トラックの荷台に直接、文字やイラストを描ける業務用特殊プリンターのデモンストレーションも行われていた。パソコンに描きたい画像や文字などデータを取り込めば、あとは全自動で描いてくれる
(文:Wagonist編集部 吉澤武司/写真:増田貴広) 【開催概要】
ジャパントラックショー2016
会期 :2016年9月1日(木)~3日(土) 10:00~18:00(最終日は17:00終了) 会場 :パシフィコ横浜・展示ホールC・D、屋上 入場料:無料
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