2016年5月9日、ボッシュ・ジャパンは日本の大学に通う学生向けに、ボッシュの日本法人と海外法人へのインターンシップのチャンスを提供するプログラム「Global Internship (グローバル・インターンシップ)」を実施すると発表した。
この試みは、日本在住の理系専攻の大学生、大学院生を対象に夏季休暇を利用したインターンシップ(企業内研修)を行なうもので、5月9日からボッシュのホームページで参加者の募集を開始する。
現在、モノづくりを取り巻く環境は大きく変化し、日本においてもグローバル規模の開発をリードするエンジニアの存在は今まで以上に重要となっている。ボッシュは、世界各国にある合計94ヵ所の開発拠点で、約4万5700人のエンジニア達とともに研究開発に取り組んでいる。ボッシュの持つ本物のグローバルな環境の中で日本の学生にインターンシップの機会を提供し、日本のエンジニア育成に貢献したいとの考えから、このインターンシップを実施することになった。
このインターンシップは、横浜にあるボッシュの開発拠点と、ボッシュのベトナム法人(Robert Bosch Engineering and Business Solutions Vietnam Co., Ltd.)で行なわれる。参加者は、横浜で基礎的なトレーニングを受けた後、ベトナムへ渡航しベトナム法人で現地の従業員とともにECU(エンジンコントロールユニット)のソフトウェア開発や燃料噴射装置の設計デザインなど、実際に行なわれているエンジニアリング・プロジェクトに携わることになる。ボッシュ・べトナムには、ベトナム人に加え、インド、ドイツ、メキシコなど様々な国のエンジニアが開発に従事している。
ボッシュは世界各国の拠点で多様な開発を行なっているが、中でもアジアの現地法人は日系自動車メーカー向けの活発に事業を展開している。今回インターンシップの舞台となるベトナムでは、参加者は非常に刺激の多い環境の中でインターンシップを体験することができるのだ。
ボッシュ・ベトナム法人は設立5周年を迎える新しい開発拠点で、従業員も非常に若く活気に溢れているという。ここでは日本やドイツなど世界の複数の拠点と緊密に協働している。
このインターンシップについて、ボッシュ・ジャパンのウド・ヴォルツ社長は「日本の学生にとって、グローバルな環境でエンジニアリングの就業経験を得られる機会はそう多くありません。未来の日本のモノづくりを担う若者には、この貴重な機会を利用して、世界で開発をリードするエンジニアに求められるものを感じ取って欲しいと思います」と語っている。
ボッシュは国籍や文化、性別、職位、年齢を超えて従業員同士が対等に、そしてオープンに交流する企業文化の醸成にも努力している。今回のインターンシップでも、こうしたボッシュの多様性やオープンな環境を体験することができる。
また同社は若手管理職育成のためのプログラムを用意しいる。そのプログラムは、役員や管理職を目指す意欲のある若い人材に、海外での就業などビジネスリーダーになるために必要なトレーニングを提供するもので、プログラム参加者は30代で部門を率いる要職につくことを目指しているという。
また、従業員のワークライフバランスの実現にも力を注いでおり、各従業員のライフスタイルやニーズに合った働き方を推奨。日本法人でも2015年11月から在宅勤務の制度を拡大し、育児・介護・傷病などの理由に制限を設けず利用できるようになっている。こうした柔軟な働き方を促進させる制度の充実、制度への理解を深めるための企業文化を育み、従業員の満足度が高い職場環境の実現を目指している。
■グローバル・インターンシップ詳細http://www.bosch-career.com/ja/jp/joining_bosch_jp/students_jp/students.htm
■募集要項http://www.bosch-career.com/ja/jp/joining_bosch_jp/students_jp/global_internship/global_internships_1.html
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