トヨタ自動車の北米現地法人トヨタ・モーター・ノースアメリカは12日、アメリカのクレムソン大学と共同で製作したコンセプトカー「uBox」を披露した。Gen-Zと呼ばれる1990年代前後-2000年代終盤に生まれた若者をターゲットとしたもので、次世代ユーザーに関する研究成果が盛り込まれている。
クレムソン大学の大学院生とトヨタ・モーター・ノースアメリカのデザイナーおよびエンジニアの2年間のコラボレーションから生まれたuBoxは、学生達がマーケティングリサーチからデザイン、製造に至るまでを実践した。クレムソン大学のジョーネル・ブルックス准教授は「それはまるで自動車づくりの実際を経験するブートキャンプのようだった。トヨタのような自動車メーカーの協力なしには実現しなかった」と述べている。
uBoxのターゲットは「クルマに日常の使い勝手や週末のリクリエーションとしての用途を求め、車内を時にオフィスとして時に業務のため、またあるときはライフスタイルのために使い倒すような若き事業者」を想定したという。
エクステリアは、停止しているときでも、いかにも走り出しそうな躍動感と力強さを感じさせるデザインが求められた。インテリアはビジネスから運搬までさまざまな用途に応えるべく、床面を低く設定し、多彩なシートアレンジを可能とした。
インテリアのダッシュボードやエアコン吹き出し口、ドアトリムなどはパーソナライズを可能とし、部品を3Dプリンターで出力したものに交換可能とした。さらにオンラインでアイデアを共有できるプラットフォームを用意することも想定している。
パワートレインはピュアEVとし、エミッションフリー化を実現するとともに、110ボルトのコンセントを車内および車外に用意し、電子機器や電動工具などへの電源供給を可能とした。
トヨタのエグゼクティブ・プログラム・マネージャーの目を引いたのは、生徒が考え出したしたというプルトリュージョン(引抜き成型)技術。これはカーブしたガラスルーフを固定するのに使用されているという。
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