走りが楽しいハイパフォーマンス・コンパクト!
SUZUKI/SWIFT Sport
スズキ/スイフトスポーツ(ZC32S) 2011年12月デビュー
新型ハスラーの純正アクセサリーで“遊べる軽”を満喫!【キャリア編】
小ぶりなボディに楽しさ満載のコンパクトスポーツハッチ。スイフトスポーツは新型になってもやはり魅力的なモデルだった。
新型は7速MTモード付きCVTモデルと6速MTモデルが用意されているが、両者に共通で好感度が高かったのがエンジンフィールの良さだ。
ともかくアクセルをポンッと踏み込んでゆくと全域を通じての瑞々しいパワーフィールをすぐに感じさせてくれる。7200rpmに切られたレブリミット手前まで、落ち込みもムラもなく実にキレイに回ってくれる気持ち良さだ。
ピークトルクを発生する4400rpm前後の領域だけにとどまらず、満遍なく良好なフィールを感じていられるのが実にウレシイ。なんとなればレブリミットが7500rpmあるいは7800rpmぐらいまであってもイイんじゃないかと思うくらいエンジンを回していること自体が楽しくなってくる。
エンジン回転に呼応して耳に届く低音のEXサウンドも、このクルマが“スポーツ”であることをタップリと意識させてくれる貴重なスパイスだ。
こういうクルマの場合、大抵は“やっぱりMTだよね”というオチが付くのだが、新型はCVTであってもエンジンの好フィールやエンジンを使い切っている感覚をかなり楽しめることにちょっと驚いた。
クラストップの高出力に対応すると同時にエンジン回転だけが先走らずにリニアなフィールを出すことにも注力したという専用のCVTチューニングが効いているのだろう。
一方の6速MTは、ことさらショートストロークでもなければソリッド感極まるフィールでもないのだが、各ギアがサクッ、シャカッと軽快に決まる好感度の高いシフトフィールだ。2速~5速のクロスレシオ化によって走りやすさや扱い易さも感じさせてくれる。
シャーシ、足まわりは、先代に比べるとスタビリティレベルが相当引き上げられている。少々アグレッシブな走りをしたところで破綻とはまるで無縁の領域だ。特にリアの横剛性がかなり高められている感が強いし、操舵に対する前後バランスの良さやボディの一体感も際立っている。
先代に比べると、全体的な乗り味がグッと大人になった印象があり、プレミアムなスポーツコンパクトと表現しても良い。欧州のプレミアムハッチと比較しても遜色ないほどだ。となると、新型に付けられているプライスタグは超破格だ。
スポーツの名にふさわしい卓越した走りを披露したスイフトスポーツ。エンジンには専用チューニングを施した1.6ℓユニットを搭載。徹底した効率化によりクラストップの100kWを実現している。
強度と軽量化を両立させた専用デザインの17インチホイールは、フォグランプベゼルのフィン形状をモチーフにしたデザインだ。
精悍な表情を生み出す大口径グリルやメタリックグレー塗装のディフューザーなど、エクステリアにはアグレッシブなスタイルを演出する数々の専用アイテムが装着されている。
シートやステアリング、シフトブーツにレッドステッチを施し、スポーティなイメージを演出。メーターパネルにはマルチインフォメーションディスプレイを装備した専用5眼メーターを採用。
※記事の内容、価格、スペック等は2011年12月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。
※スタイルワゴン2012年2月号より
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
あえて今、「マニュアル車」という選択肢! “電動化時代”におけるその存在意義とは
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
みんなのコメント