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カー用品 2019.10.27

昭和に流行した「置き型(ボックス)スピーカー」が衰退してしまったワケ

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スピーカーボックスがストップランプ機能

 かつてクルマのリヤトレーを飾った置き型のボックススピーカーだ。一部はスモールランプとの連動でボックス背面が点灯し、ブレーキで赤に点灯するというヒカリモノとしても活躍。カーオーディオ・ブームもあり、クルマ好きの若者はこぞって装着したものだ。ところが、ボックススピーカーを販売している国内カーオーディオメーカーは、パイオニアだけという現状だ。

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 ボックススピーカーは、スピーカーにエンクロージャーと呼ばれるスピーカーボックスを備えたユニット。パイオニアが販売するタイプは、4ウェイスピーカー(低音・中音・高音・超高音)と3ウェイスピーカー(低音・中音・高音の)の2タイプで、1980年代に流行ったボックススピーカーも3ウェイと2ウェイが主流だった。

 そんなボックスタイプのスピーカーはほとんど見かけなくなった現在。パイオニアが未だにボックスタイプを販売し続ける理由として「海外には、スピーカーを未装着なクルマがあります。そのような車種のユーザーが手軽に付けたい需要に応えて製造し、日本では2002年から現行モデルを販売しています」という。

 1980年代の国産車もオーディオはもちろん、スピーカーもオプションだったクルマが多かった。また、セダンブームといった背景もあり、リヤトレーに設置するボックススピーカーは手軽に音質を向上できる絶好のアイテムだったのである。また、前述のようにイルミネーション付きモデルは、ドレスアップパーツとしても人気を後押しした。

 しかし、近年はスピーカーは標準装備されるようになり、さらにカーオーディに高音質を求めるブームが起きたことで、ボックススピーカーよりもスピーカー単体(トレードインタイプ)の交換が主流となった。

「昔はハッチバック車のトノカバーやセダン・クーペのリヤトレーの上にボックススピーカー設置していました。つまり、後ろから音が来るわけですが、人間の耳は前方からの音を聞き取るようになっているので、理に適っていませんでした。さらに、トノカバーやトレーの剛性も低く、音量をあげるとビビリ音が出てしまうこともしばしば。スピーカーの剛性も低いので、ドアに装着するスピーカーに比べ、音質面で不利なのも事実です」と、カーオーディオ専門誌の元編集部員は語る。

 このような理由から徐々に衰退していった置き型スピーカー。ふと、オリジナルのカセットテープを聞いていた当時の甘酸っぱい思い出が蘇ってきた。

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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