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カー用品 2019.9.11

「ディアブロのヘッドライトは、Z32と共通」……ウソ~!? 意外で驚きな共通点があるクルマ6選

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 完成したクルマを見る分にはなかなか気付きませんが、実は他のクルマの部品を流用して使っていた! というクルマが古今東西にあります。

 その理由はコストカットや効率化、法規制への対応などさまざまですが、デザインの妙で最初からそのクルマのための部品だったかのように溶け込んでいるので面白いものです。今回は、憧れのスーパーカーから街で見かけるバスまで、意外な共通点を持っている6組のクルマたちを紹介します。

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●【1】「ランボルギーニ・ディアブロ」に、フェアレディZ(Z32)の部品が使われていた!?

 ランボルギーニが1990年から2001年まで販売していたV12エンジン搭載フラグシップモデル「ディアブロ」。スーパーカー好き世代には言わずと知れた名車「カウンタック」の後継モデルです。

 このディアブロ、初期モデルはカウンタックと同様にリトラクタブルヘッドライト(格納式前照灯)を採用していました。

 リトラクタブルヘッドライトは1970年代後半~90年代の国内スポーティーカーでも広く流行した装備で、スポーティーカー然とする代名詞的装備でもありました。しかしこの頃(北米でライト最低地上高規制が緩和されてあまり意味がなくなったり、)ヘッドライトの昼間点灯を義務付ける国が出てきて、リトラクタブルヘッドライトを取り巻く環境が変わり始めます。ランボルギーニといえどそれは同様で、ライト仕様を変更しなければいろいろと都合が悪くなります。

 そこで同社が目を付けたのが「日産・フェアレディZ(Z32型)」のヘッドライトでした。ディアブロの低く鋭いフォルムのノーズに組み込んでもしっかりと前を照らせるライトユニットは限られたそうです。そこで、同世代のスポーツカーであるZ32型フェアレディZのパーツに白羽の矢が立てられたのでした。

●【2】「ロータス・エスプリ」には、まさかの「ハチロクのアレ」が……!?

 「ロータス・エスプリ」も、1970年代のスーパーカーブームで少年たちの心をわしづかみにした名車の1つです。

 エスプリは何度かのモデルチェンジを経て2004年まで生産されていました。実は、1987年の「エスプリHC」以降には、多くのクルマ好きが知るあのクルマのテールランプが流用されていたそうです。

 そのクルマとは「AE86型カローラレビン」。何と、あのハチロクのパーツが使われていたとは。このパーツはエスプリのモデル末期まで使われ続けました。

 ちなみに、エスプリ最終型の「V8アニバーサリー」では丸目4灯のテールランプに変わっています。こちらは同じロータスのライトウェイトスポーツカー「エリーゼ」のパーツを使っていました。

●【3】名車「2000GT」のテールランプは、バスのパーツを工夫して使っていた

 高度経済成長期まっただ中の1967年(昭和42年)、トヨタの技術力を示すスペシャルカーとして開発された「2000GT」。日本車における名車オブ名車といえる1つです。

 今見ても美しい流麗なクーペボディーもさることながら、ヤマハ発動機と共同開発した高性能なDOHCエンジン、高級感あふれるインテリアなど、当時の水準を大きく超えた特別マシンでした。

 それゆえ「クラウンが2台、カローラならば6台買える」というほど高価でしたが、それでも赤字覚悟であり、トヨタとしての広告塔的な存在だったといいます。

 そんな苦労の一端を垣間見られるのが丸目4灯のテールランプです。実は当時の「マイクロバスから流用」したのでした。もっとも、向きを変えて専用の装飾も施されていたので流用パーツにはとても見えない仕上がりでした。

●【4】旧WRCベース車から受け継がれたエボX RSのホイール、ぷち感動ストーリー

 2016年に販売を終了した“ランエボ”の最終世代モデル「ランサー エボリューション X」には、競技用ベース車両の「RS」というグレードがありました。

 RSは、どうせレース用に改造してしまう車両なので快適系や外装デザイン系の初期装備はざっくりと割り切られています。ホイールもこの時代のこの手のスポーツ車としては小径の16インチです。

 でも「それは交換前提なのだから、ひとまず走れれば、付いていれば何でもいいんだよ」とサラリと片付けてしまうには惜しいストーリーがあります。

 実はこのホイールは、同じ三菱自製でランサー エボリューションの前のWRCマシンだった「ギャラン VR-4」に純正装着されていたものでした。

 もっともそんなことはまるで関係なく、さっさと好みのものに替えてしまったオーナーがほとんどかもしれません。しかし10年前の車種からの流用であり、ちょっとWRCつながり。単に余っていただけ、PCDと穴数、ツラ具合が合っていて流用しやすかっただけなのかもしれませんが、三菱自動車はもしかして何かの意図を込めていたのかも。今さらですが、何だかちょっと面白いです。……本当に今さらですがね。

●【5】マツダ・ベリーサに「あのロータリースポーツ」譲りのパーツが生きていた

 スポーツカー同士のパーツ流用だけでなく、意外にも街乗り志向のコンパクトエコカーにスポーツカーのパーツが流用されるケースもあります。「うそ、お得じゃないか」。いえいえ、そうといってもハイパワーなエンジンとかスポーティーな足回りパーツなどが使われるわけではありません。

 かつて、マツダに「ベリーサ」という車種がありました。主力のコンパクトハッチバック車種デミオのプラットフォームをベースに、ヨーロピアン風スタイルのセミトール型ボディーとしたバリエーション強化モデルです。

 実は上位セダン「アテンザ」のシート骨格を使うなどで質を追求した内装をはじめ、既存の車種のパーツをうまく組み合わせながら、クラスを超えた上質さを目指した車種でした。

 注目はドアミラーです。ドアミラーは、2012年に販売を終了した(今のところ)最後のロータリーエンジン搭載車「RX-8」譲りなのです。足元を照らすランプなどは省略しているものの、デザインは同じ。いい意味で日本車っぽくない雰囲気のベリーサによく馴染んでいます。

 残念ながらベリーサもRX-8も2019年現在は販売を終えた車種ですが、こんなところで「ちょっとだけスピリットが生きている」だなんていう話、ちょっとロマンチックではありませんか? ……そうでもないか。

●【6】かわいい日野のバス「ポンチョ」の目、実は……ダイハツの軽である

 日野自動車の「ポンチョ」はご存じでしょうか。

 バスファンでもない限りピンとは来ないかもしれませんが、街中で見かけたことがある人はいるでしょう。ポンチョは、地域のコミュニティーバスなどに使われることが多い小型の路線バスシリーズです。

 何と言っても、丸みを帯びたボディーに丸目のヘッドライトの親しみやすいデザインが印象に残り、カワイイです。

 実はこのヘッドライトは、ダイハツの軽自動車「2代目ムーヴ カスタム」のパーツを流用しているのだそうです。

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 今回は6組の「意外な共通点のあるクルマ」を紹介しましたが、同じ例は他にもたくさんあると思います。

 特に「スポーツカー」や、バスのような「働くクルマ」などは、普通車に比べると生産台数が少ないため、1から10まで全ての部品を専用に作り起こすのはコストが見合わないことがあります。街を走るクルマたちに目を凝らしてみると、面白い発見があるかもしれませんね。

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(ねとらぼ交通課 )

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