歴代スイフトスポーツを乗り尽くすレブスピード編集部が贈る、新型スイフトスポーツ考察。今回は普通に使ってみたときの燃費についてレポート。特に高速道路は際立って燃費が良い!!
1.4リッター 4気筒エンジンにターボを組み合わせたZC33Sスイフトスポーツ。
ダウンサイジングエンジンにターボを組み合わせた言えば、そんな感じだが、
そもそもこれまでの歴代スイフトスポーツはZC32SもZC31Sも1.6リッターNAエンジン。
排気量は1371ccと1586cc。215ccほど小さくなってターボが付いた。
すごいぞ、新型スイフトスポーツ!! 第6回:純正ブレーキパッドがフェードするまで走ってみた!!
これってダウンサイジングターボエンジンではなくて、単純にターボ化といってもいいかもしれない。
それほどなまでに現行型スイフトスポーツはパワフルなのである。
そこで気になるのは燃費だ。
新型スイスポZC33S(6MT) JC08モード 16.4km/ℓ ちなみに140ps/5500rpm 23.4kg・m/3500rpm
先代スイスポZC32S(6MT) JC08モード 14.8km/ℓ ちなみに136ps/6900rpm 16.3kg・m/4400rpm
実際燃費もよくなっている。
では、実際はどうなのか、走って計測してみた。
まず、こちらは都内の混雑路を150kmと、東名高速を約300km走行したもので15.1km/ℓ。
都内のみだと10~11km/ℓくらいだ。プリウスのようには行かないが、なかなか悪くない値だろう。
そのあと、高速道路のみをクルーズコントロールで100km/hで約300km走行すると、
17.0km/ℓとカタログ燃費を軽く突破してみせた。
これにはあまりの燃費の良さにビックリ。
クルーズコントロールなので、上り坂になれば速度低下を防ぐために猛然と加速するし、
前方にトラックが低速走行しているときも、早めにアクセルOFFして追いつくというより、
近づいてからブレーキで減速している。燃費には不利な動きも多い。
ターボだから燃費が悪いのではなく、フリクションの少ない低排気量エンジンと、そこに効率を高めるためのターボの組み合わせだからこそ実現できた好燃費だろう。
スイフトスポーツじつはエコカーなのかも!!
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