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カー用品 2018.8.6

遊びの達人が作り出した引き算メイクのVWピンクビートル

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ピンクパールベースに薄くパープルを混ぜたキャラの核となるピンクの色合いが絶妙

徹底的にインパクトにこだわった凄みが、このピンクビートルからは見事に滲み出している。実は”ニュー”と”ザ”の2台のビートルを、ピンク色に染めてメイクアップする達人が作り出したこのクルマは、濃厚具合が実にいい味を出した100%印象に残る最高のビートルだ。

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その存在感は際立っていた。ドシャ降りに見舞われた「インプスーパーカーニバル2018舞洲」において、時間が経ってもドシャコピンクのビートルといえば、多くの来場者が”あ~、アレね”と思い出せるくらいインパクトの強い一台だ。ピンクビートル歴はこれで2台目というオーナー。つまり、前車ニュービートルもピンクであった。”うれしいことにインスタを通じて多くの人と知り合い、ピンクのビートル=自分のイメージが定着してきたんです。それで乗り換えるとなったときに、前のクルマを大切にする意味もあって、同じ路線で仕上げることにしました”とはオーナーの弁。もちろんピンクのビートルという路線は引き継ぐが、テーマはアップデートと定めてクルマに向き合った。なにより注力したのは、キャラの核となるピンクの色合いだった。前作がトヨタ純正ピンクを基調としたのに対し、今回は鮮烈さを求めて納得できるまで調色を重ねることを決意する。求めたのは記憶に残るインパクトと、ザ・ビートルに馴染むトーンのバランスだ。そこで今回はピンクパールベースに薄くパープルを混ぜ、光を帯びるとピンクとパープルが交錯し、さらにパールの色調変化も楽しめる遊びゴコロのあるカラーに仕上げた。といってもペイントはフィニッシュの工程であり、カラーだけで進化を謳うつもりは毛頭ない。当然ながら多くの人の記憶に残るパンチの軸はカラーリングによるものだが、スタイルアップの基礎となる足回りやボディメイクにも相当な手を入れている。



鮮烈ボディに華を添える足回り、ホイール、インテリアもハンパない!

おそらくこのクルマ、ボディカラーを抜きにするとザ・ビートルオーナーか否かで着目するポイントが変わると思う。一般的な視点からいくと、ビートルのイメージから大きく逸脱したシャコタンぶりと、ディスク面が空を向くキャンバー角に目を奪われるはずだ。まぁ、それでも最近の流れであればエアサスという手もあるので非現実的とまではいかないが、聞けば車高調であるという。“足回りは走れるシャコタン”がテーマとのことで、製作を依頼した「車楽Kansai」によるワンオフ車高調に変更し、Cノッチ加工や「メーガンレーシング」のアーム装着、フロントアッパーマウントの加工など様々なワザを投入。結果としてフェンダーとリムのクリアランスを目一杯詰めた、極低なスタイリングを実現している。また、ヤンチャ度MAXのキャンバー角はフロント5度、リア10.5度に設定しており、さすがにタイヤのライフは呆れるほど短くなったというが、シッカリと動く車高調との相乗効果でおかげで全開走行可能はもちろん、ステアリング全切りも可能となっている。乗り心地も十分に確保されており、見た目からは想像できないくらい快適とのことだった。ホイールについてもサイズの自由度と正統派イメージを最優先し、『ワーク・マイスターM1』をチョイスしているのだが、なにより大切だったのはここでもカラーリングで、ボディに負けないホワイトディスクとゴールドピアスのコンビでメーカーオーダーし、鮮烈ボディに華を添えている。一方、ビートル乗りの視点で見ると、驚きの発生源は足回りよりもシェイブされたボディの方だと思う。なにしろ前後マークレスにしているのだが、リアエンブレムはハッチの開閉ノブも兼ねているため、マークレスにしたいと言ってできるものではない、いわば禁断のワザ。ただオーナー的には”ボディカラーも足回りも徹底的に盛ったので、どこかで強い引き算が必要”との結論に達し、”どうせなら誰もやらないスムージングを”と後先は考えず前後エンブレムをスムージングしてしまったとか。現状は内側からしかハッチが開かない不自由な仕様となっているが、そんなことはお構いなしと笑いに変えてしまうあたりに、関西人らしいノリの良さと、逆に本作に対する意気込みを感じることができた。当初の狙いは前作で築き上げたイメージのアップデートであり、”とにかくインパクトを”の目立ちたがり屋精神であったのだと思う。ところが前作での経験を活かし、インパクトの足し算引き算を徹底した結果、着地点は意外にもクリーンなスタイリングに落ち着いたというのが面白い。艶やかなボディカラーによって隠れているが、ホイールチョイスの効果もあってスポーティなイメージさえ漂っていて“キャラの濃いベースモデルほどスマートに”なんてセオリーが過去のものになるほどの濃厚スタイルアップ。この完成度には正直参りましたといってもいいだろう。

カーボンミラーカバーを装着して側面にスポーティな雰囲気をプラス。持ち味のひとつであるキャンバーはフロント5度、リア10.5度の過激セッティングにて。この仕様で全開走行可能というのもウリだ。

リアハッチのエンブレムをシェイブしたリアマークレス仕様はザ・ビートル乗りなら一度は夢想するカスタムだ。

左右出しにすると存在感が過剰になるということで、ワンオフマフラーは左出しのセッティング。バンパーと出面を合わせてセットした。

後期用バンパーをベースにボンネットのマークレス加工や『USサイドマーカー』などを投入。シルエットはできるだけシンプルを守る。

ホワイトディスク+ゴールドピアスボルトのコーデがオーダーできるのも『ワーク・マイスターM1』を選んだ理由のひとつ。ボディを引き立てるアレンジだ。

内装もピンクを基調に部分ペイントを施した。ステアリングは旬のグリップロイヤルを選択し、USムードを醸し出している。

一転してシートはブラックのシートカバーでシックにコーディネイト。ピンクを引き立てるためにはこのメリハリが必須なのだ。

SPECエクステリア後期用フロントバンパー/ターボ用純正リアディフューザー/オールペン/エンブレム/フロントナンバー穴&アンテナ&ハイマウントブレーキランプ&リアリフレクター・スムージング/USサイドマーカー/オプションLEDテール/カーボン・ミラーカバーインテリアグリップロイヤル/シートカバー/パネル類・ボディ同色ペイントタイヤ&ホイールワーク・マイスターM1(9.5×18/ニットーNT555(215/35)足回り車楽カンサイ・オリジナル車高調その他メーガンレーシング・リアアッパーアーム/ロールセンターアダプター/車楽カンサイワンオフ・ピロアッパー

(リポート:オートファッションimp編集部)

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(Auto Messe Web 『af imp編集部』)

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