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カー用品 2018.8.3

車内から音量&パワーを任意にコントロールできるスポーツマフラー

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手元のコントローラーでバルブを開閉、深夜の住宅街もこれで安心!

普段は快適なサウンドを楽しみたい。しかし、夜間や住宅地ではできるだけジェントルに走らせるのが理想だ。そんな希望を叶えるマフラーを、老舗メーカー「フジツボ」が新開発。今回、その第一弾となる日産・スカイラインGT-R(BNR32)用の試作品を取材することができた。

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与えられたネーミングは、『VVV(ブイダブリュ)』。名前の由来は、「フジツボ」として開発したバルブ付きマフラーが3世代目という意味が込められている。音量が変更できる理由は、メインサイレンサーの直前に設けられたバルブが開閉することによるもの。しかも、手元のリモコンによってリニアにバルブの開閉が可能だ。”閉じている場合に排圧が上がるのではないか?”という不安は、ストレート構造のメインパイプにバルブを設置したことで解消。バルブが閉じているときは、分岐したバイパスパイプからサイレンサーに排気を送り込むわけ。このバイパスパイプは50.8Φで、よほどのブーストを掛けない限り問題ないということだ。

「VVVの開発で苦労したのは開閉時の音量差を明確にすることでした」とは、研究開発部の長谷川良太氏。ちなみにR32スカイラインGT-R用の場合、近接排気騒音はバルブ開時は100dB、閉時は92dB。純正マフラーが94dBなので、その体感差は大きいと言えるだろう。

試乗では走行中でもアイドリング時でも音量の違いは歴然。また、バルブを閉じて走行しても排気が詰まったような感覚もなく、それでいて排気音は純正よりも静かなのである。「R32GT-R用は強度などを考えてアクチュエータ式+専用コントローラーを採用しました。車種によっては、電子式でスマホアプリからの操作が可能となるよう開発してますよ」。リリースは近日予定。ジェントルに快音を楽しむならイチオシのスポーツマフラーといえよう。

“VVV”の内部構造はこうなっている

’18年の東京オートサロンで展示されたカットモデル。メインパイプはストレート、上のバイパスは仕切りのあるスペースを通る。また、タイコ直前に設置されたバルブを閉じた場合、脇道のように設計されるバイパスパイプに排気が流れる仕組み。

バルブの開閉時の写真。閉時は周囲に隙間を設けることなくきっちりと閉まる。ちなみに、バルブは開閉のどちらかのみで、斜めになるなど中間を設定することは不可。

置き場所に困らないコンパクト設計の専用コントローラー。ONで開いてOFFで閉じる、自分の使いやすいように配置しよう。

素材はSUS304オールステンレス。基本構造は「レガリスR タイプエボリューション」をベースに開発されており、エキゾーストサウンドも近いものとなる。テールエンドは、シンプルなシングル出しだ。

一般道で走っている最中でも音量の差はすぐわかる。少し強めにアクセルを踏んでも、排気が苦しそうな印象はない。エンジンノーマル+タービン交換くらいまでならば、十分に対応可能だ。

「すでにバルブ付のオーソライズVというモデルがあるのですが、それはGPSを使って車速に応じて開閉するもの。自分で任意にコントロールしたいという声が多く、VVVを開発することになりました」。

研究開発部・長谷川良太氏藤壺技研工業 TEL055-998-0130http://www.fujitsubo.co.jp

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(Auto Messe Web 『GT-R Magazine編集部』)

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