工具というとドライバーや各種レンチ類を想像するひとが多いと思うが、ぜひとも注目して欲しいのがカッターやハサミ類。「基本的に切れれば良いわけだから、家にあるもので代用すればOK」なんて思うかもしれないが、それは決して正解ではない。用途にあわせて使いやすいものを選ぶだけで仕上がりや作業効率が大きく変わってくるのである。
ツールメーカーが販売しているカッター&ハサミと一般的な家庭用のものとでは、見た目に大差なくとも強度が違っていたりするのでムリに使うと刃こぼれがおきてしまったり切り口が汚くなってしまうことがある。まぁ、家庭用のものはふつう紙や布を切るために作られているわけだから、プラスチックや配線類などを切ったら上手にいかないのも当然といえば当然だろう。
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また、特殊な用途に合わせて専用設計されているものも多く、そんななかでもクルマのカスタムで大きく役立ちそうなのがハンドニブラーというもの。これは厚さ1.2mmまでの鉄/銅/アルミ板、厚さ2mmまでのプラスチック板などを切ることができる道具で、その切り口がキレイに仕上がるのが特徴。直線カットだけじゃなく、カーブさせることも可能なので、スイッチ&メーターパネルなどを製作する時には大いに役立つのではないだろうか。
さらに、液体ガスケットなどを剥がすときに使うスクレーパーも一般的なステンレスではなく、刃先がセラミック製になっている物もエンジンまわりのメンテナンスに役立つことうけあい。通常のステンレス製とちがって刃を立てすぎてもアルミの地肌を傷つけないで済むというスグレ物なのである。
たかが、カッター&ハサミと侮る事なかれ。工具ひとつひとつにまでにこだわってこそ、カスタムがグンと楽しくなるというものだ。
作業の際は正しい使い方で扱うこととケガをしないよう充分な注意を払いつつ、個性溢れるクルマカスタムを楽しんでみてはいかがだろうか?
鉄/銅/アルミ板などのカットが自在にできちゃう便利なアイテムがコレ。ただ切ることができるだけじゃなく仕上がり面がキレイなのも特徴となっていて曲線カットもできる。そんな頼もしい存在ながら、実売価格は約8000円ほどと意外にもリーズナブル。
ガスケット類の剥離や表面の仕上げに最適なセラミックチップを使ったスクレーパー。オーソドックスなステンレス製ブレードのものよりも高価だけど、セラミックチップのために刃が食い込まないのでプロの中にも愛用しているひとが数多くいるという逸品だ。実勢価格は約6000円となっている。
グリップ部を握ると本体内に格納されている刃先が出てくるスグレもの。刃が折れてしまった場合も、さらにワンプッシュすると次の刃が出てくるし、使い終わって格納するときもボタンをプッシュしてやるだけでOKだ。実勢価格は15000円程度。
柄がオレンジのほうが、FRPやカーボンケブラー繊維などをカットできるもの。赤いほうがちょっとした 配線などをカットできるハサミなのだ。ベルトに装着できるホルダーも付属していて使い勝手もバツグン! 実売価格は2500円程度のようだ。
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