アーティシャンスピリッツ、ヴァルド、エイムゲイン 三者三様のボディキットが発売へ
新型レクサスLSは気になる存在だが、アフターパーツでの本格的な動きは少々先のこと。しかし”LC”は、今回デモカー撮影に成功した「アーティシャンスピリッツ」を筆頭に、ドレスアップシーンに踊り出てきている。 そしてこれに続けとばかりに、「エイムゲイン」と「ヴァルド」もLC用エアロのCGを公開。セダンのLSと双璧をなす、クーペのLC。レクサスもうひとつの最上級、いよいよ動き出す。
【ARTISAN SPIRITS BLACK LABEL】
“LC”におけるカスタムで、まず先陣を切 ったのは「アーティシャンスピリッツ」。 レクサスカスタム=アーティシャン。そんな印象が間違いでないことを証明するかのように、アフターパーツメーカー各社に先駆けてリリースしてきた。その勇姿を見てピンと思われた方、アンテナ感度はとても鋭い。というのも、今から約1年前、アメリカはラスベガスで開催された「セマショー2016」の”LEXUS”ブースで鎮座していたのが、「アーティシャンスピリッツ」の手によるLCだったのである。
そのシリーズこそ、『アーティシャンスピリッツ・ブラックレーベル』。北米に続いて、日本でも発売を開始したエアロのコンセプトは、“鋭さと優雅さの向上”。クーペらしくスポーティさを磨き上げ、最上のレクサスに相応しい高級感を高める、というアプローチだ。 例えば、アンダースポイラーという選択。パーツ装着によるサイズダウンはいずれの箇所でも20~25ミリ程度で、走行性を犠牲にするものではないことが分かる。しかも純正シルエットにピタッと沿ったものとし、これ見よがしのエアロパーツではないことも一目瞭然。つまり、レクサスブランドならではの高級感はしっかりと、そして確実にキープされている。
その上でフロントは、純正バンパー形状を利用してスリットダクトが形成されるよう、スポイラーを立体的に造形。側面にはカナードもあしらわれる。
サイドアンダーも同様に、後方にはカナードをプラス。グラマラスなリアフェンダーにかけて膨らませ、色気も十分に確保させた。 そして、リアはマフラー間の凹みを巧みに利用し、ディフューザースタイルを構築。ツンと反り立つトランクスポイラーも含め、全体的に疾走感が増すようにデザインされている。
なお、今回のデモカーは非装着だが、セマショー2016出展時に装着したオーバーフェンダーキットもラインアップ。フロント15mm・リア30mmワイドが得られる手軽さが特徴だが、それとは別タイプを現在開発中との情報も。 日本では東京オートサロン2018で公開予定。LCで切り開く新たな展開に期待したい。
アーティシャンスピリッツ TEL048-422-4841 http://www.artisanspirits.co.jp
【AIMGAIN SPORT】
2018年の東京オートサロンでLCのお披露目を予定する「エイムゲイン」。今回、その仕上がりを忠実に再現したCGを公開してくれた。ボディに吸い付くようなプログラムはとてもタイトで、流麗なLCのシルエットをひとつも邪魔をしていない。 「このLC用からは新たな手法でエアロを開発しています。3Dスキャナーでベース車のシルエットを忠実にデータ化し、コンピュータでエアロを造形。そしてNC旋盤で削って型を作るという手法です。最後は職人の手でニュアンスを加えたりしますが、これにより、どんなに複雑な形状でも左右寸分のズレもなくなり、結果フィッティングも向上。だからこそ、タイトに仕上げることができそうです」とは、エイムゲインの伊藤チーフ。このLC用は、ハイエンドクーペをターゲットに新設定した、『エイムゲインスポーツ』からのリリース。フロント、サイド、リアともアンダースポイラー形状を採用し、程よいサイズのカナードやディフューザーフィンにより、スポーティ感を高める狙いだ。 とは言えLCならではの高級感がまったくスポイルされていないのは、新技術とエイムゲインが培ってきたノウハウの賜物だろう。 「交換型フェンダーやウイングも開発予定。これらは装着するかしないか好みに分かれるパートなので、あえてアグレッシブな造形にするつもりです」。
じつは、足元に履かせた”GTM”と名付けられたモデルもお披露目予定。東京オートサロンではエアロだけでなく、ホイールにも注目して欲しい。
エイムゲイン TEL082-427-2334 http://www.aimgain.net
【WALD SPORTS LINE】
世界中にファンを抱える「ヴァルド」も、LCに着手。純正を生かすところと作り変えるところ、その見極めがとても上手いメーカーであり、この『スポーツライン』にも見て取れる。 「LCといえばその名の通り、ラグジュアリーかつ走行性能が高いクーペ。その内に秘めた高性能を、分かりやすく見た目に表現した感じです」と、ヴァルドの松下サン。フロントはスピンドルの両端にボリュームと立体造形を追加し、見るからに速そうな印象。それらを反復するかのようなLEDスポット付きのアンダースポイラーは、雰囲気をさらに盛り上げる。 また、サイドは純正にフィットしたボリューミーな設計で、リアはディフューザー的な仕上がりになる模様。さらに、フロントバンパー左右を大胆に横切るカナードや、スピンドルを分割するガーニッシュ、前後のオーバーフェンダーといったパーツも豊富に設定する予定だ。 「国内では大阪モーターショー(12月8日~11日)に発表。年内のデリバリーを予定しておりますので、ご期待ください」。
ヴァルド TEL072-673-3000 http://www.wald.co.jp
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