好みの柄を取り入れるアレンジは 内外装を問わず施工可能
ブラックバイソンのエアロをベースに、各部に水圧転写で味付けをしたメルセデス・ベンツ Sクラスクーペ。 このクルマを完成させたのは大阪のプロショップ「マッキナ」だ。各所に同店オリジナルのエッセンスをプラス。そのエッセンスこそが、水圧転写である。水圧転写とはパーツにカーボンやウッド、大理石などの柄を転写できる技術で、塗装でいったん下地を作ってから”柄”を転写。なかでもカーボン調は人気で、インパネなどの内装パーツやエンブレムはもちろんのこと、エンジンカバーやホイールなどの熱が影響する場所にも施工可能である。水圧転写はこれまでも存在した手法だが、いまや柄のパターンも増え、その風合いもリアルに進化しているのだ。
エンジンルームカバーに水圧転写を掛けてスポーティなイメージを演出。センターパートはレッドで塗装し、文字や凹部は配色を替えた。
ホイールは、エアロに合わせてヴァルド「ポルトフィーノ」を装着。リムはブラックアルマイトを採用。Sクラスにはジャストな21インチをセット。
ブレーキキャリパーはレッドでペイントし、「WALD」のロゴをホワイトで投入。ホイールはディスク面にブラックカーボンの水圧転写を施している。
加えて、エアロパーツなどの各部の塗装は塗り分けが施されていて、ブラック部においてはあえてグロスカラーでペイント。派手になりすぎないように工夫を凝らしている。水圧転写やペイントのさじ加減は難しいトコロだが、マッキナはその両者をうまく使い分けていた。
マッキナ メルセデス・ベンツ Sクラスクーペ(R217) フロントスポイラー、サイドステップ、リアスポイラー:ブラックバイソン エンジンカバー、ホイール:マッキナ・水圧転写 キャリパー、エンブレム:ペイント テールランプ:スモークペイント
ホイール:ポルトフィーノ・F21×9.5 R21×10.5 タイヤ:プロクセス F245/35-21 R285/30-21
マッキナ TEL072-446-3733 http://www.macchina-style.com/
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