2017年5月9日、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2017年型のSSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3機種「CN-G1100VD」、「CN-G710D」、「CN-G510D」を6月中旬から発売する。
ゴリラ・シリーズは、一般的なポータブルカーナビが行なうGPS衛星からの信号を使った現在地測位に加え、ロシアの「グロナス」と日本の準天頂衛星「みちびき」を利用し、さらに衛星信号が届きにくいところでも、継続測位を可能とする独自開発の「Gジャイロ」を搭載することで、高度な現在地測位精度を実現していた。
2017年型はこの「Gジャイロ」に加え、より高精度に現在地を測位する新たな集積演算回路(CPU)を採用し、「Gジャイロ」からの情報を最適化処理した上で衛星信号とあわせ、メインCPUで処理を行なう新測位システム「Gロケーション」を搭載。このため高架下道路や高速道路と一般道の上下並走、高架道への一般道からの進入など都市部で複雑化する道路網でも、より正確に現在地を検知でき、高いナビゲーション精度が実現できる。
最上位機種 「CN-G1100VD」は、道路マップが3年間無料更新できるので、2020年夏に東京で開催されるオリンピック/パラリンピックに向けて整備される主な新規開通道路もカバーすることができる。
また、好評の交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した「スイテルート案内」機能を搭載し、交通状況の変化に合わせて渋滞を避けたルートを自動で探索、案内が可能だ。
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