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イベント 2019.5.23

新設「鈴鹿PAスマートIC」がキモ 今後数年は使える「新・鈴鹿サーキット渋滞回避テクニック」

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 「神を見た」(アイルトン・セナ)。「神の手で作られたサーキットじゃないかと思う」(セバスチャン・ベッテル)──。歴代のF1レジェンド、多くのレーシングドライバーが称賛する世界屈指の名サーキットが日本にあります。三重県鈴鹿市にある国際サーキット「鈴鹿サーキット」です。

 鈴鹿サーキットで開催される四輪レースで近年最も観客動員数が多いのは、10月に開催されるご存じ「F1日本グランプリ」。続いて2番目は5月末(2019年は5月25~26日)に開催される「SUPER GT 第3戦 SUZUKA GT 300km RACE」です。

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 サーキットへのアクセスはクルマやバイク、あるいはバスや鉄道などの交通機関が使えます。レース開催日(の行き帰り)は、たくさんの観客で周辺道路は混雑必至。特にクルマで来る人の多くが利用するサーキット最寄りの「東名阪自動車道・鈴鹿インターチェンジ(IC)」はメッチャ混むことで知られます。

 今回は、前回好評だった「富士スピードウェイ&東名高速渋滞回避作戦」に続き、今後数年は使える「新・鈴鹿サーキット渋滞回避テクニック」をお届けします。

●2019年3月、期待の新ルート「新名神・新四日市JCT~亀山西JCT」が開通!

 今回のテクニックのキモは「鈴鹿ICをいかに回避するか」です。

 東名阪自動車道(以下、東名阪道)の鈴鹿ICは鈴鹿サーキットの最寄りICですが、四日市JCT~亀山JCT間はレースがない日でも普段から渋滞が多く発生する区間として知られています。既に混んでいる東名阪道にレース観戦者のクルマが加わることで、まるで渋滞地獄と化します。

 2019年3月、この渋滞区間と並行して走る新名神高速道路(以下、新名神)の「新四日市JCT~亀山西JCT間」が開通し、状況が大きく変わりました。

 NEXCO中日本などによる開通後の交通状況速報によると、新名神に交通が分散したことで東名阪道の交通量が3割減り、渋滞の発生回数も29回から7回と大きく減ったそうです。

 また、10連休となった2019年のゴールデンウイーク期間もかなり効果がありました。同区間(2路線合計)の交通量は前年2018年比で4割増えましたが、10キロ以上の渋滞が前年の16回から8回、20キロ以上の大渋滞が同6回から1回に減りました。

 念のためレース開催日の渋滞も確認してみます。2019年4月21日開催「鈴鹿2&4レース」決勝後18時頃の鈴鹿IC付近をGoogleマップで見ると、サーキットから鈴鹿ICの入口までの一般道はやや渋滞しましたが、東名阪道の本線は渋滞していませんでした。

●「鈴鹿PAスマートIC」の開通でサーキットへの新ルートができた

 新・鈴鹿サーキット渋滞回避テクニックのポイントは、新名神・鈴鹿パーキングエリア(PA)にできた「鈴鹿PAスマートIC」を使うことです。

 レース開催日の東名阪道・鈴鹿ICに交通が集中してしまうのは、レース終了後、一様にクルマで帰路につくレース観戦者の多くのカーナビが「鈴鹿ICから乗る」と表示するからでしょう。

 それを華麗に回避するのが鈴鹿PAスマートIC。「もう1つ、新しい鈴鹿アクセルルートができた」ということですね。

 鈴鹿ICと鈴鹿PAスマートIC、それぞれ鈴鹿サーキットへのルートは「並行」しています。最短ルートは同じ道を使いません。ですから、レース後に鈴鹿ICまでの一般道で入口渋滞などがあったとしても、別の道を行く鈴鹿PAスマートICを使えば渋滞を避けて新名神に乗れてしまいます。

 ちなみに4月に開催された鈴鹿2&4の決勝後、鈴鹿ICに向かう道は渋滞しましたが、新名神の鈴鹿PAスマートICに向かう道は渋滞がありませんでした。

 観客動員数の多い5月のSUPER GTも、7月の鈴鹿8時間耐久ロードレースも、8月のSUZUKA 10 HOURSも、そして10月のF1日本グランプリも。新名神の新ルートをかしこく利用すれば「渋滞の回避と移動時間の短縮にかなり効果がある」でしょう。多くの据え置き型ナビの地図データが更新されるまで、少なくとも数年は有効と思われます。

 参考までに鈴鹿PAスマートICを使う新しいルートを走行してきました。名古屋方面から伊勢湾岸道を下り、東名阪と新名神に分岐する辺りからの新名神→鈴鹿PAスマートIC→鈴鹿サーキットまでの様子と、鈴鹿サーキット→鈴鹿PAスマートICの帰路の様子をご覧ください。

●「鈴鹿PA」のトイレがすごい モータースポーツファンならば一度は立ち寄るべし!

 行ってビックリ! 鈴鹿PAスマートICのある「鈴鹿PA」はモータースポーツファンにはたまらない仕掛けがあります。

 まずは実物F1マシンの展示。佐藤琢磨選手が2007年に乗ったF1マシン「スーパーアグリ SA07」があります。その横には2018年F1日本グランプリ決勝で1位~3位を獲得したハミルトン選手、ボッタス選手、フェルスタッペン選手の手形も飾られています。

 さらに男性トイレ個室の1つは壁一面がモータースポーツの写真で埋め尽くされています。下り線(名古屋→大阪方面)側はF1、上り線側は鈴鹿8耐の写真でした。

 さらにさらに、女性トイレにある擬音装置(有名なのはTOTO「音姫」。この施設はINAX「サウンドデコレーター」)が男性トイレにも設置されています。何と「F1のエキゾーストサウンド」が鳴り響きます。これが鈴鹿の神の声か(笑)。どこまでの快音なのか、肝心の消音効果はどうなのか。うん。男性の方はぜひ現地で試してみてください。

 鈴鹿PAを使うならば、スマートICで乗り降りするだけでなく、施設に立ち寄ってトイレのハシゴをするのも面白いですよ。

●2019年もSUPER GTは面白い

 以前の回でSUPER GTの魅力は「(1)ハンデキャップレースで接戦」「(2)タイヤ戦争」とお伝えしました。もう1つあります。3つめは「参加台数の多さ」です。GT500クラスに15台、GT300クラスに29台、計44台が同時にコースを走ります。F1やスーパーフォーミュラは20台ですから倍以上です。

 レースがスタートしてしばらくすると、先頭の速いマシンが最後尾のマシンに追い付いて周回遅れにします。すると……そこからゴールまで「目の前をほぼ途切れることなくマシンが通過」します。速いマシンと遅いマシンが混走するので、周回遅れのマシンも利用した抜きつ抜かれつのバトルが頻発します。「順位の入れ替えが多く、接戦になりやすい」「毎回、最後まで目の離せない面白いレース展開になる」。だから、SUPER GTは面白いのです。

 ゴールデンウイーク期間に富士スピードウェイで開催された第2戦は、GT500クラスのトップが10回も入れ替わる大接戦でした。7位スタートの38号車レクサスが決勝110周のうち、終盤99周で23号車のGT-Rを抜いて優勝しました。GT300クラスは最終ラップまでテール・トゥ・ノーズのバトルで11号車GT-Rが優勝。SUPER GTらしいワクワクしっぱなしの面白いレースでした。

 2019年5月25~26日に「SUPER GT 第3戦 SUZUKA GT 300km RACE」は日本のモータースポーツの聖地、鈴鹿サーキットで開催されます。

 SUPER GTが鈴鹿サーキットで開催されるのは年に1回だけ。東海地方や関西地方の人はもちろん、関東地方の人もクルマでも電車でも行けます。ぜひサーキットへ出向いて、白熱のバトルを堪能してみてほしいです。前回解説した、「楽しい流し撮り」にチャレンジするのもバッチリな機会です!

 ちなみに鈴鹿サーキットは、実況放送をFMラジオで聞けます。爆音でマシンが通過するので、実況をラジオで聞くならばイヤフォンも持参するとよいですよ。

(奥川浩彦/レースフォトグラファー兼ライター兼広報コンサルタント)

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(ねとらぼ交通課 )

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