現在位置: carview! > ニュース > イベント > 2025年に3台に1台を電動化!アウディが電気自動車「e-tron GTコンセプト」を公開

ここから本文です

2025年に3台に1台を電動化!アウディが電気自動車「e-tron GTコンセプト」を公開

掲載 更新
2025年に3台に1台を電動化!アウディが電気自動車「e-tron GTコンセプト」を公開

3月に開催されるジュネーブモーターショー(プレスデー3月5~6日、一般公開日3月7~17日)で、アウディは4台の電気自動車を展示する。これらのクルマの市販バージョンは、2020年末までに公開される予定でさらに、4台の新しいプラグインハイブリッドカーを世界初公開し、電気自動車のレーシングカー、フォーミュラEマシンのAudi e-tron FE05も展示する。

つまり今年のアウディスタンドに展示される車両は、すべてが電動化モデルとなっている。

マイルドハイブリッドを標準装備してフルモデルチェンジしたアウディ『A6 Avant』

Audi Q4 e-tronコンセプトとヨーロッパデビューを果たすAudi e-tron GTコンセプトは、ホール1のアウディスタンドで行われる記者会見の場で発表。記者会見は、2019年3月5日の午前8時(中央ヨーロッパ標準時、日本時間午後4時)から開始される。

AUDI AG取締役会会長のブラム ショット氏は、次のようにコメントしている。

「私たちは、明確な目標を設定しました。それは、2025年に販売されるアウディの新車の3台に1台を電動化モデルにするということです。その理由は、私たちが明確なビジョンを追求しているからです。アウディは、ゼロエミッションのモビリティを実現するために真剣に取り組んでいます」

この新しい電気自動車群の最初のモデルであるAudi e-tronは、間もなく納車される予定。2019年の後半には、クーペバージョンのAudi e-tron Sportbackの市販バージョンを発表する。

もう1台の電気自動車、Audi Q2 L e-tronは、中国で数週間以内に発表予定。このクルマも、2019年度中に最初の1台が納車される予定だ。

2020年には、さらに2つの市販モデルAudi e-tron GTとAudi Q4 e-tronのデビューが予定されている。ジュネーブモーターショーのスタンドに展示されるコンセプトカーから、これら2つの未来のモデルの姿を確認することができる。

また、2019年には、ほぼすべての市場セグメントにおいて、プラグインハイブリッドカーの攻勢をかける予定。

量産ラインナップに新しく追加されるハイブリッドバージョンは、Audi A6、A7、A8、そしてQ5。これらも、ジュネーブモーターショーで一般に公開。既に発売されているAudi A3とAudi Q7のプラグインバージョンも、技術的な内容が見直されて、2019年に再び注文できるようになる。

将来的に、A※からDまでの全セグメントに電気自動車を提供するために、合計4つの技術プラットフォームと製品ファミリーが基盤となるという。ここでは、世界規模で相乗効果を発揮させるために、他のグループブランドの技術開発部門と緊密に連携して作業を進めているという。
※日本の呼称では「C 」セグメントにあたる。

Audi e-tronとe-tron Sportbackは、アウディのモジュラー ロンギチューディナル プラットフォームのコンポーネントを使用。このコンポーネントと、主に駆動システム分野における革新的な技術の数々によって、電動quattro 4輪駆動を備えた電動SUVの独立した製品ファミリーを生み出すことに成功した。これらのモデルは、最大150kWの急速充電と長距離ドライブに対応可能な航続距離によって、日常ユースに完璧に対応している。

アウディは、2018年末に別のeプラットフォームを採用した最初のコンセプトモデル、Audi e-tron GT conceptを発表。低いフロアを備えた非常にダイナミックなこのクーペは、ロサンゼルスオートショーでデビューしました。このクルマのテクノロジーは、ポルシェと密接に協力して開発されたが、そのデザインとキャラクターは、完全にアウディのDNAを受け継いでいる。

アウディとポルシェの開発部門のもう一つの共同プロジェクトが、プレミアム アーキテクチャー エレクトリフィケーション(PPE)。

このプラットフォームは、B~D量産セグメントをカバーする、アウディの複数の電気自動車モデルファミリーの基盤を提供。ここでは、SUV及び低いフロアを備えた従来型のボディの両方のコンセプトが計画されている。

PPEの強みは、電気自動車専用に開発されたことだ。これは、重量、パッケージング、およびボディのプロポーションに関して利点を提供する。

フォルクスワーゲングループのいくつかのブランドは、モジュラーエレクトリフィケーションプラットフォーム(MEB)の開発に協力。MEBは、特に生産規模の大きいAセグメントを含むいくつかのアウディの電動化モデルの基盤となる。

AUDI AGはまた、プラグインハイブリッドカーのラインナップも大幅に拡大する予定。取締役会会長のブラム ショット氏は、次のように述べている。

「将来的には、事実上すべての市場セグメントに、電気モーターと内燃エンジンを組み合わせたモデルが導入されます。それらのクルマは、電気コンセントから充電することができます」

関連情報:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

構成/編集部

こんな記事も読まれています

スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
くるまのニュース
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
motorsport.com 日本版
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
月刊自家用車WEB
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
くるまのニュース
【バイク版ナビ】「MOTTO GO」プレリリース版が公開!カーナビの名門パイオニアが7月提供予定サービスを先取り体験だ!  
【バイク版ナビ】「MOTTO GO」プレリリース版が公開!カーナビの名門パイオニアが7月提供予定サービスを先取り体験だ!  
モーサイ
「ご当地ほりにし」国内2県で新たな地域限定ラベルが登場!
「ご当地ほりにし」国内2県で新たな地域限定ラベルが登場!
バイクブロス
フィアット500に、1.2Lエンジンを搭載する新グレード「1.2 Dolcevita」を設定
フィアット500に、1.2Lエンジンを搭載する新グレード「1.2 Dolcevita」を設定
月刊自家用車WEB
「アップガレージ青森三沢店」が5/12にプレオープン!
「アップガレージ青森三沢店」が5/12にプレオープン!
バイクブロス
トーヨータイヤ、EV専用を含む小型トラック向けに2種類の新製品
トーヨータイヤ、EV専用を含む小型トラック向けに2種類の新製品
日刊自動車新聞
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
くるまのニュース
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
VAGUE
ラウル・フェルナンデス、ヘレステストで最新型アプリリアMotoGPマシン初ライド。直前のスペインGPでは昨年型使用
ラウル・フェルナンデス、ヘレステストで最新型アプリリアMotoGPマシン初ライド。直前のスペインGPでは昨年型使用
motorsport.com 日本版
香りや消臭力を3段階で調整可能!P&Gが車内用の「ファブリーズ」を12年ぶりに改良
香りや消臭力を3段階で調整可能!P&Gが車内用の「ファブリーズ」を12年ぶりに改良
@DIME
海洋マイクロプラスチックを回収するスズキの船外機
海洋マイクロプラスチックを回収するスズキの船外機
バイクのニュース
ランボルギーニPHEV第二弾はウルス!「SE」が見せつけるスーパーSUVとしての格
ランボルギーニPHEV第二弾はウルス!「SE」が見せつけるスーパーSUVとしての格
Webモーターマガジン
三菱 デリカミニ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
三菱 デリカミニ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
ミラーとタイヤとホイールをとことん突き詰めたら600kmオーバー! アウディEV史上最長の航続距離を実現するパッケージが登場
ミラーとタイヤとホイールをとことん突き詰めたら600kmオーバー! アウディEV史上最長の航続距離を実現するパッケージが登場
THE EV TIMES

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村