11月9日~11日にかけて、千葉県の幕張メッセで開催された、スポーツ自転車の展示会「サイクルモードインターナショナル2018」(以下、サイクルモード)において、ボッシュが初めてブース出展し、同社製の自転車用電動ユニットを搭載したスポーツタイプ電動アシスト自転車「eBike」の展示と試乗会を行いました。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなど、スポーツ自転車の展示会であるサイクルモードでは、2015年からスポーティなeBikeの特設エリアを設けてきましたが、今年は「SPORTS e-BIKE EXPO」と銘打ち、さらに規模を拡大。ボッシュをはじめ、国内からはヤマハ、パナソニック、アジア系のベスビーやバーファンなどがブースを構え、世界的なeBike市場の伸張を肌で感じられる展示会となりました。
欧州におけるトップメーカーであるボッシュの電動アシスト自転車用ユニット「Active Line Plus」は、モーターとセンサー等からなるドライブユニット、リチウムイオンバッテリー、ディスプレイ、充電器で構成されていて、すでに70以上の欧州ブランドに採用されていて、今後日本でもシェアを拡大すべく、今年サイクルモードに初出展となったのでした。
「Active Line Plus」の電動アシスト量は、多いほうからターボ、スポーツ、ツーリング、エコと4段階に切り替えが可能で、最新の電力量約500Whの内蔵型リチウムイオンバッテリー「PowerTube 500」搭載車の場合、ECOモードでの最大航続距離は160kmを超えるそうです。
国内では今はまだ、子供を乗せるファミリー用のイメージが強い電動アシスト自転車ですが、今後、実用的に航続できる距離が100kmを超えるようになると、本格的なレジャーバイクとしての需要も期待できそうです。
編集も会場施設内に設けられた試乗コースで、「Active Line Plus」が搭載された独corratec社のマウンテンバイク「X VERT」と、米TREK社のクロスバイク「VERVE+」、「Dual Sport+」の2台を試乗しました。日本の法規上、上限である24km/hでモーターアシストはカットされてしまうため、20km/hを超えると徐々にアシストが減っていくのがわかるものの、スタートから20km/h手前までの力強いモーターアシストは、信号によるストップ&ゴーが多い都会や、坂道の多い地域などでは特に歓迎されるポイントではないかと思いました。
最近は、自転車でゆっくり気ままに散歩するようにサイクリングすることを「ポタリング」と言い、じわじわ休日の楽しみ方として人気が出ているようです。そんなポタリングを満喫するのにぴったりなeBikeですが、今後重要が増えて、コスト的にもこなれてくるのを期待したいと思います。
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