運動機能の回復を支援する外骨格型装着ロボット
東京お台場にある東京ビッグサイトで2018年10月10日(水)~10月12日(金)に開催された「第45回 国際福祉機器展 H.C.R.2018」には、下半身が麻痺してしまった方の歩行再建の目的としたリハビリ・身体機能訓練領域で外骨格型装着ロボットを展示していた。
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車いすでの生活となってしまう脊髄損傷などで下半身が麻痺してしまった人に向けて、歩行再建の目的で開発されているのが外骨格型装着ロボット。「安川電機」が取り扱うアルゴ社のReWalk(リウォーク)の説明プレートのみで展示はなかったが、「EXOATLET JAPAN(エクソアトレットジャパン)」では『ExoAtlet I』という装着型ロボットの実機を出展していた。
EXOATLETは韓国のメーカーで、身長155~185cmの方に対応しているが、それ以外にサイズ調整幅が大きいのがポイントだという。そのサイズは、骨盤の幅(210~460mm)、大腿部の長さ(370~490mm)、下腿部の長さ(455~590mm)、足のサイズ(230~280mm)といった具合だ。搭載バッテリーも高容量で1日使用することができるとしている。
操作は、ブルートゥースの接続による専用スマート松葉づえか専用タブレットアプリで行うことができ、停止ボタンを備えたハンドルを用意しており、訓練時の安全性にも配慮している。
こちらは各関節モジュールを内側に配した、これまでにあまり見たことのない形状を持つ『WPAL(ウーパル)-G』。内側系機構とすることで、スーツ本体がコンパクトになり、さらに、車いすに乗ったまま着脱が可能。他の外骨格型スーツがつえで歩行を補助するのに対し、このWPALは歩行器(専用ウォーカ)を使用する。これはあえて転倒を防止するという意図もあり、実際に転倒事故は起こっていないという。
専用ウォーカに制御バッグ(制御用CPUとバッテリーを収納)を取り付けているが、これはショルダーバッグ形態で使用も可能。操作スイッチは専用ウォーカのグリップ部に備えており、さらに、現在のモードがわかる表示パネル(パネル上での操作も可能)も用意する。身長155~180cmまで対応。
近年、高まりを見せつつある自立歩行のニーズ。歩行補助ロボットのさらなる普及に期待したい。
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