現在位置: carview! > ニュース > イベント > 本家に勝とも劣らない過激スタイル「アメリカで流行るジャパニーズVIP」

ここから本文です

本家に勝とも劣らない過激スタイル「アメリカで流行るジャパニーズVIP」

掲載 更新
本家に勝とも劣らない過激スタイル「アメリカで流行るジャパニーズVIP」

落ち着きのある佇まいを再現する US在住のカスタムセダン乗りの姿

日本に負けないVIPなスタイルを作り上げるアメリカのVIP乗りたち。 アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにお店を構える「オートファッション」は、ジャパニーズVIPの発信基地として活動を行い、ココには日本車とVIP好きなオーナーたちが多く集まる。日本のセダンカスタムとはひと味違う、彼らのセンスあるスタイルを紹介していこう。

210系クラウン用へビジネスシーンでも映えるエアロパーツが誕生

【INFINITI Q45 (1997y)】

日本ではY33型シーマとして販売されていた、2代目インフィニティQ45。 アメリカでも人気が高いベース車を、2007年に友人から譲り受けたのがJoeyだ。彼は昔から日本のカスタマイズカーが大好き。写真家&ライターとしてアメリカで有名なクルマ雑誌を手がける傍ら、自らWebサイト”The Chronicles”を立ち上げ、日本をはじめ世界各国のクルマ文化をレポートしている。 そんなJoeyが最も好きなジャンルが、VIPセダン。Q45を手に入れてから10年の中で様々なスタイルを楽しんできたが、現在は「モードパルファム」のエアロでコーディネイト。グリルやヘッドライト、エンブレムは33型シーマ純正に付け替え、日本のVIPらしい雰囲気を醸し出す。トータルで見るとシンプルだが、チタンの美しい溶接跡が残るデュアルドルフィンテールにちょっとした遊び心を感じる。そして深みのあるカラーリングも見どころ。こちらはランボルギーニ・ウラカンに採用される、ヴェルデ・ハイドラ。スペイン語で”落ち着き”を意味するニックネーム、”Tranguilo”はこのインフィニティQ45に相応しい。 足まわりは『JIC車高調』に「ユニバーサルエアー」のエアバッグを組み込み、瞬時にツラウチへと導く。そこに合わせたホイールは、ブロンズリムが渋い『ワーク・マイスターM1』。

テールランプはジャパニーズVIPの定番、フルLED仕様。日本のVIP乗りたちを研究したカスタマイズも積極的に取り入れている。 また、内装は純正本来の高級感をキープ。「モードパルファム」のネックパッドがアクセントに。

SPECIFICATION ▶Body Color: Verde hydra Metallic(Lamborghini) ▶Engine: Battlecraft custom exhaust with titanium turn-down tips ▶︎Exterior: Mode Parfume complete body kit, Custom LED tail lights, CIMA head light, CIMA front grille, CIMA emblem set ▶Interior: Nardi wood grain steering wheel, Splash steering hub, Mode Parfume neck pillow ▶Suspension: JIC Magic FLT-A2 damper, Universal Air Aerosport air bags & air tank, Via air compressors, Airrunner paddle switch, valves & air gauges ▶Wheels: WORK Meister M1(F9J・R10J-19inch) ▶Tires: Falken Azenis FK510(F225/35・R235/35-19inch)

OWNER:Joey Lee

【LEXUS LS430 (2005y)】

「モードパルファム」の『雅夢レガリア』のエアロを纏ったDavidのレクサスLS430。日本のVIPスタイルに惚れ、いつかは彼らのようにドレスアップを楽しみたいと思っていただけに、理想を叶えることができて満足しているという。 エアロは加工せず、完成度の高いディテールを存分に味わう。トランクスポイラーは『雅夢レガリア』には設定がないため、同ブランドの『ファントム雅夢』をチョイス。トータルバランスに磨きをかけた。そしてヘッドライトは、日本仕様の30型セルシオ純正に変更するなど差別化を図った。 ホイールは3ピース構造の20インチ『レオンハルト・オルデン』。足回りは「エアレックス」のエアサスに換装し、実用性とパフォーマンス性をゲット。アームも「モードパルファム」に交換し、キャンバーを絶妙な角度で調整させた。 ちなみにクルマ以外の趣味は旅行というDavid。このレクサスLS430なら移動も快適なはずだ。

上部に刻印が入った「モードパルファム」の4本出しマフラー。製作ショップが「モードパルファムUSA」を運営していることもあり、このブランドの装着率は高い。

ネックパッドやステッカーなど小ワザも満載なのが、日本のVIPをよく研究している証だ。 SPECIFICATION ▶Body Color: Silver ▶Engine: Down Star bolt kit, Mode Parfume exhaust ▶︎Exterior: Mode Parfume Phantom Gamu kit, 3DM head light, Custom stretched 1/4’s Mode parfume spoiler ▶Interior: Beat sonic dash kit, Pioneer in dash, Mode Parfume neck pillow ▶Suspension: Air Rex, Mode Parfume arms ▶︎Brakes: OEM Sport Model ▶Wheels: LEONHARDIRITT Orden(F9.5J・R10.5J-20inch) ▶Tires: F225/35・R245/35-20inch

OWNER:David Andrade



【LEXUS GS300 (2001y)】

「オートファッション」の代表を務めるFreddieの愛車が、レクサスGS300。内外装のドレスアップだけに留まらず、チューニングも気合いが入った1台である。 日本の16型アリストにはターボの設定もあるが、北米仕様はNAエンジンのみ(直6orV8)。モアパワー&トルクを手に入れるために導き出した結論が、スーパーチャージャーの導入だった。無論、スムースな加速力を獲得。他には「コーヨー」製のラジエターやオイルクーラーで冷却性能を高め、タワーバー追加で剛性も強化している。 外装は『雅夢レガリア』のエアロでコーデ。彼の積極的なプロモーションが実を結び、アメリカでの「モードパルファム」の知名度が格段に上がったとか。Freddieはこれからも、US VIPカルチャーを盛り上げてくれるだろう。

ダクト入りのフロントフェンダーは「エイムゲイン」をセレクト。ボンネットには、メルセデス・ベンツを連想させるダクトをインストールした。

ホイールは見るからにスポーティなスポークデザインで、GS300にベストマッチな『ワーク・マイスターS1』。「プロジェクトμ」のブレーキキットを組み込み、制動力もトルクフルな中身に相応しいものとした。 Specification ▶Body Color: Grey ▶Engine: Custom supercharger, Koyo radiator & oil cooler ▶︎Exterior: Mode Parfume Phantom kit, Custom hood vents, Aimgain fenders, Custom radius fenders made out of metal ▶Interior: Garson steering wheel, Recaro seats, Custom guages ▶Suspension: Airrunner suspension ▶︎Brakes: Projectμ(F)6pot(R)4pot ▶Wheels: WORK Meister S1(F9.5J・R10.5J-19inch) ▶Tires: Falken FK452(F245/35-19inch)

OWNER:Freddie Fernandez



【LEXUS GS350 (2011y)】

フリーのカメラマンとして活躍するRilber。愛車のレクサスGS350は、ブラックメタリックのシートでボディをフルラッピング。”貼り”とは思えぬ艶やかさに目を奪われる。 同じく「モードパルファム」のエアロ&フェンダーキットで武装し、ワイド感と力強さをプラス。エアサスで実現したローフォルムとの相乗効果で、近寄りがたい雰囲気を醸し出した。

このGSのホイールも、アメリカ生まれの『DPE Wheels』。刀の鞘がモチーフのシフトノブが面白い。

Specification ▶Body Color: Black ▶︎Exterior: Mode Parfume gamu 3rd GS complete kit, Mode Parfume gamu 3rd GS widebody kit, OEM LEXUS GS450h grill with hybrid emblem, Black metallic 3M vinyl wrap ▶Interior: DPE Wheels EVO-5L with brushed DDT and 25K gold hardware(F・R)10J-20inch ▶Tires: TOYO PROXES T1 Sport ▶Suspension: AccuAir E-level management with black anodized ENDO tank, AirRex front & rear struts, Megan Racing rear adj. No.1 upper arms, Megan Racing rear adj. No.2 upper arms, Megan Racing rear adj. traction arms, Megan Racing rear lower control arms, Megan Racing rear toe control arms ▶︎Performance: Invidia Q300 steel axle-back exhaust system with Mid-Pipe ▶︎Interior: OEM Lexus F-Sport aluminum pedal set, Custom trunk setup by Sadistic Iron Works, Alpine Type-R SWR-10D4 10” 6000watt dual 4-Ohm stereo subwoofers subs, Alpine Monoblock 1100W RMS X-Power amplifier, L-Style katana shift knob

OWNER:Rilber Li

(リポート:VIPスタイル編集部)

こんな記事も読まれています

テスラ「モデル3」 最高速262キロ!専用デザインの新グレード「パフォーマンス」追加
テスラ「モデル3」 最高速262キロ!専用デザインの新グレード「パフォーマンス」追加
グーネット
ヒョンデ、高性能EV「IONIC 5 N」の国内仕様車の概要を発表 4月25日から期間限定モデル「First Edition」の購入予約受付を開始
ヒョンデ、高性能EV「IONIC 5 N」の国内仕様車の概要を発表 4月25日から期間限定モデル「First Edition」の購入予約受付を開始
月刊自家用車WEB
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
AUTOSPORT web
新型スイフトスポーツも新型ワゴンRも24年夏に登場予定か!? スズキは計5台の新型を投入で戦力アップなるか
新型スイフトスポーツも新型ワゴンRも24年夏に登場予定か!? スズキは計5台の新型を投入で戦力アップなるか
ベストカーWeb
「SLS AMG」の偉大さをメカニズムから検証。速さだけでないメルセデスの安全思想も注ぎ込まれた最高傑作の1台でした
「SLS AMG」の偉大さをメカニズムから検証。速さだけでないメルセデスの安全思想も注ぎ込まれた最高傑作の1台でした
Auto Messe Web
スーパーカーオーナーさん、いらっしゃい──新型ヒョンデ アイオニック5 N試乗記
スーパーカーオーナーさん、いらっしゃい──新型ヒョンデ アイオニック5 N試乗記
GQ JAPAN
愛犬家は要チェック!?ルノー「カングー」最長1年間貸与!モニターキャンペーン実施
愛犬家は要チェック!?ルノー「カングー」最長1年間貸与!モニターキャンペーン実施
グーネット
軽からミニバンまで!車中泊にぴったりの厚さ8cmマット、新デザイン登場 ベアーズロック
軽からミニバンまで!車中泊にぴったりの厚さ8cmマット、新デザイン登場 ベアーズロック
グーネット
BMW 燃料電池車「iX5 ハイドロジェン」 日本での実証実験を2024年も継続
BMW 燃料電池車「iX5 ハイドロジェン」 日本での実証実験を2024年も継続
グーネット
【24’ 4/22最新】レギュラーガソリン平均価格、再び175.0円に値上がり
【24’ 4/22最新】レギュラーガソリン平均価格、再び175.0円に値上がり
グーネット
代役スピネッリ、SBK初陣でギャンブル大成功「これがレース!信じられないような勝利で嬉しい」/第3戦オランダ
代役スピネッリ、SBK初陣でギャンブル大成功「これがレース!信じられないような勝利で嬉しい」/第3戦オランダ
AUTOSPORT web
「盗まれた」県が怒りの声明 県道の工事現場から“かなり重い資材”が複数 被害総額300万円超
「盗まれた」県が怒りの声明 県道の工事現場から“かなり重い資材”が複数 被害総額300万円超
乗りものニュース
さよなら「ゾエ」! ルノーのEV先駆者を振り返る 後継は「5」 楽しい走りで電費は優秀
さよなら「ゾエ」! ルノーのEV先駆者を振り返る 後継は「5」 楽しい走りで電費は優秀
AUTOCAR JAPAN
「911ターボ」登場から50年! 「911ダカール」と「タイカンGTS」と並んでポルシェの過去・現在・未来を表現したブースがおしゃれ
「911ターボ」登場から50年! 「911ダカール」と「タイカンGTS」と並んでポルシェの過去・現在・未来を表現したブースがおしゃれ
Auto Messe Web
王者ミケリスが貫禄のポール・トゥ・ウイン。新たな僚友ジロラミも初勝利/TCRワールドツアー開幕戦
王者ミケリスが貫禄のポール・トゥ・ウイン。新たな僚友ジロラミも初勝利/TCRワールドツアー開幕戦
AUTOSPORT web
羽付き9X8のデビュー戦9位は「最大限の結果」とプジョー技術ボス。1周目の事故で損傷の94号車も完走
羽付き9X8のデビュー戦9位は「最大限の結果」とプジョー技術ボス。1周目の事故で損傷の94号車も完走
AUTOSPORT web
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
乗りものニュース
全長5.7m級の「斬新トラック」実車公開! ド迫力“カクカク”デザイン×「全面ステンレス」ボディ採用! 「サイバートラック」を披露
全長5.7m級の「斬新トラック」実車公開! ド迫力“カクカク”デザイン×「全面ステンレス」ボディ採用! 「サイバートラック」を披露
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

588.8800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

28.9528.0万円

中古車を検索
GSの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

588.8800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

28.9528.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村