ディーラーやカー用品店、整備工場、鈑金塗装工場、ディテーリングショップなどが取り扱う部品・ツール・サービス類の展示会「第16回国際オートアフターマーケットEXPO2018」が3月14日より16日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。その中から、大手部品・材料メーカーのアフターマーケットにおける取り組みや、一般ユーザーがクルマのメンテナンスを受ける際に役立つアイテムをピックアップする。
イタリアの「ブレンボ」といえば、世界各国のスポーツカーや高級車、SUVの高性能モデルに純正装着される大容量ブレーキの代名詞的存在。アフターマーケット向け製品も同様に、チューニングカー向けの大容量かつ高額なブレーキキットのイメージが根強い。
モチュールには0W-16対応やトラック用、2ストロークエンジン用のオイルもある!【IAAE2018・モチュール】
だが実は、そうした高性能モデルだけではなく、ごく一般的なセダンやハッチバック、あるいはコンパクトスポーツカー、さらには日本のミニバンや軽自動車向けにも、安価かつ高性能なブレーキパッド・ローターを設定している。
今回がIAAE初出展となる同社の日本正規代理店・カインドテクノストラクチャーは、NAO(Non Asbestos Organic fiber)材によりダストの発生を徹底的に抑え鳴きも低減した昨年10月発売の新シリーズ「セラミックパッド」と、適正温度0~600℃の高い対フェード性を持つ初期制動力重視の「ブラックパッド」、主力2シリーズのブレーキパッドを出品。
さらに、高い防錆性能を持つ「UVコートディスク」や、内部に縦長のリブを持ち耐サーマルクラック性を40%超まで向上させた「PVT(ピラーベンチレーション技術)ディスク」、ドリルドタイプの「エクストラ」、2ピース構造の「フローティングディスク」といった各種ブレーキローターも展示して、技術力の高さと対応車種の広さをアピールしていた。
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